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宗教上の理由でカラオケやりません・・・。

こんにちは南仙台の父です。
今回はみんな大好きなカラオケです。
私はカラオケ絶対にやらない派だったりします。
様々な理由があるんですけど、お酒と同様に無理やり勧めてくる人も
後を絶ちません。
表題は普段私がカラオケを拒否る際に使っているやつです。
他にも医者から止めれているからとか、寿命が三年縮むからとか、弁護士
を通してくださいとか、色々なバージョンがあります。
今回は単純なカラオケ嫌いではないことをちょっとここで語ってみようと
思います。

まず、最初に断っておきますが、カラオケは否定してませんし、カラオケ
が好きだという方は経済活性化のためドンドンカラオケやってください。
単純に私がカラオケダメっていうだけの話ですから・・・。

私はカラオケだけじゃなく、歌を歌うことがそもそも大キライでして、様
々な要因がこれまでに影響してきたことがあります。
私は幼稚園くらいから楽器を弾いてますので、歌を歌うよりもこっちが先
に近い感じでした。
また、クラシックから入っているので、クラシックだと音大受験などを除
けば声楽とかはやりませんし、歌はないので基本的に歌うのではなく、弾
くが自分の役割という形になっていました。
そのため、多くの方々が先に歌ありの人生だと思えば、ちょっと違った道
を歩んでしまった感じもあります。
音楽活動でもコーラスはとにかく好きでなく、コーラス取ると楽器がおろ
そかになるので、余計にうれしくない存在でした。
歌がイヤというと、必ず音痴を疑われますが、そもそも絶対音感があって
リズムも確実の取らされ、ソルフェージュでイヤというほど音感を叩きこ
まれてますから、音痴な訳がありません。
まあ、音楽との出会いが最初から間違ったことが原因の一つだと思います。

次に出て来るのが、合唱コンクールのトラウマでしょう。
学校の合唱コンクールといえば、女子の活躍の場でもあって、更にピアノ
伴奏者枠の熾烈かつドロドロした争いもゲッソリさせる原因でした。
何よりもやる気の出ない私に強烈な喝を入れ、更に歌嫌いにさせてしまう
には大きなインパクトのある合唱コンクールでした。
合唱コンクールの時期はひたすら姿を消し、ステルス状態に入って目立た
ないようにしておりました。
だいたい1ヶ月くらいは合唱コンクールで盛り上がる時期ですから、その
間は本当に地獄を感じていたのは私だけだったのでしょうか・・・。
そもそも、何を歌うかとか、誰がピアノ弾くのかとか、もうどうでもよろ
しいじゃありませんかって感じの1ヶ月でした。
今考えても私の中で存在する数少ないトラウマの一つだと思います。

更に追い打ちをかけるのが、初期のカラオケ文化でした。
まだカラオケが登場した頃は、今のようなカラオケボックスなどはなく、
それこそ裏にちょっと入ったところにあるスナックで歌うものでした。
DAMなんて便利なものもなく、曲を選んでディスクを挿入するという時代
でもありましたし、何よりも曲の大半が演歌だったりします。
元々は大人の酒と歌の嗜みっていうところからスタートしているカラオケ
ですから、そりゃ昭和の時代を考えれば演歌一択でも仕方ありません。
私はお酒も飲めませんし、歌も歌いたくないし、それよりも一番堪えたの
は演歌がダメっていう事実でした。
今でもそうですけど、演歌はまったく聞きませんし、演歌を聞いてもどれ
も同じにしか聞こえません。
仮に、BTSの刑がいいか、演歌の刑がいいかって訊かれたら、即答でBTSっ
て答えますから・・・。
子供の頃から大人にならないと演歌の良さや味なんてわからねえよって、
ずっと言われてきましたが、残念ながら還暦を過ぎてもお子ちゃまのせい
か理解できないでいます。
いや、むしろ短い人生なんだから演歌なんか聞きたくねえやって思うので
、無理して付き合うことは止めたくらいです。
そう、酒+演歌によって私はカラオケがダメになってしまったのでした。
当時はこれにタバコなんて不健康な環境さえあったので、そういう意味で
はカラオケはなんと不健康な文化だったのでしょうね。

その後も社会人になって、上司やお客さんへのヨイショやら、バンドで楽
器が弾けないボーカルの人から「カラオケの方が歌いやすい。」とか、色
々とカラオケ嫌いになる事件は都度都度増えていきます。
私は大人しい人でもなく、遠慮する人でもないので、私がダメっていうも
のは本当に嫌いなものばかりです。(正直に生きてます。)
一度、ギターが置いてあるカラオケボックスに連れて行かれて、歌わなく
てもいいからギターでも弾いてろって、ギターを渡されたことがありまし
た。(フェルナンデスのZo-3というアンプ・スピーカー内臓ギターです。)
私にギターなんか渡したらどうなるかは想像の通りですが、ずっとリフを
刻みまくり、ギターソロを弾き倒し、挙句の果てに〇〇のソロ弾きたいか
ら誰か〇〇歌ってくんないとか言い出したところで、「誰かこいつからギ
ターを取り上げろ!」って言われてギターを取り上げられた事件からは、
「二度とカラオケなんか行くもんか・・・。」って正直思いました。

人生60年も生きていると色んなことが起きますけど、様々な要因が重なっ
てトラウマになっちゃうものが誰しもあります。
たまたま私にはカラオケがそういうやつだったわけです。
説明がめんどくさいので、宗教上の理由でやらないっていった方がかえっ
てわかりやすいので、今はそう言って逃げ回っています。
一度、接待で連れて行かれそうになった時に、取引き止めてやるって言っ
たら解放してもらえました・・・。
それくらいダメなんですよ、カラオケが。
ただ、ギター弾かせてもらえるんだったら行きますよ。
ただ、その時はどんなことが起きてしまうかも覚悟して誘ってください。

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