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不幸のサブスク、お裾分けから逃げ出せ

こんにちは南仙台の父です。
人生は山あり、谷あり。
人生は、苦しきことのみ大かりき・・・。
こんな言葉ふさわしいとか考えていませんか?
人生なんて順風満帆なんてありえませんから、多少の不幸や悪い出来事
も当たり前です。
今回は不幸の泥沼にはまらないための話をまとめてみました。
言っておきますが、多少の山も谷もありますからね、山も谷もないよう
な凡庸な人生もちっとも面白くありませんから。
多少の山谷や不幸も糧にしながら生きるため、少なくとも不幸のサブス
クやお裾分けからは絶対に逃げ出す必要があります。
今回はそんな話です。

▼不幸のサブスク
 サブスクっていうくらいですから、頼みもしないのにいくらでも不幸
 が来ちゃうというやつです。
 まず最初に言っておくと、不幸の捉え方によっても人生は変わること
 が心理学でも明らかになっています。
 人によっては不治の病でも命を拾ったと考える人もあれば、100円を
 損しただけで地獄に堕ちたくらいの感情になる人もいます。
 実はその人にとっては不幸でも、別の人にとっては不幸じゃなかった
 りもします。
 お金持ちの人と話すとわかりますが、幸せなお金持ちと不幸なお金持
 ちが世の中にはいます。
 不幸なお金持ちは自分がお金をたくさん持っていても不安になります。
 もしお金がなくなったら、盗まれたら、人に騙されたら、こういう不
 安がいつもあるのだそうです。
 最近も報道で出ることがありますが、亡くなった方の家から多額の現
 金が出て来たという話です。
 かなりの額を遺した方もあって、お金があったとしても決して幸せで
 はなく、何某かのネガティブな気持ちが働いて、不安を自分で煽って
 生きていたのかもしれません。
 お金も色々なお金があって、悪い気に当たったお金とはできるだけ仲
 良くしない方がいいみたいです。
 人を騙して儲けたとか、誰かの犠牲によって得た、何の苦労もせずに
 手に入れたお金とか、博打や賭け事で得たお金とか、こうしたいわゆ
 るアングラマネーというやつは逆に持たないに限ります。
 モノもそうなんですけど、身分不相応だったり、念がこもったような
 お金は人を不幸にするといわれております。
 上を見たらキリがありませんが、お金持ちでも心配事は山のようにあ
 り、お金も持っていない人の方が楽に見えたりすることもあります。
 まずは自分は不幸だとか、人と比べて幸せじゃないとか、悪い事ばか
 りが起きるとか、そういった考え方を止めるのが不幸のサブスクから
 逃げる一番の方法かと思います。
 不幸は不幸そうな人を見つけては不幸をかけてきます。
 でも、相手にされなければ面白くもないので、不幸の方から去ってい
 くことが多いみたいです。
 不幸はその人が不幸になることを望んでいるので、その人が不幸を感
 じなければ全く意味がないわけです。
 例えば、クジで4等しか当たらなかったとしても、4等でも当たってよ
 かったとか、1等とか当たると面倒だしとか、そういう考え方の人には
 不幸は寄ってきません。
 たぶん、こういう人はクジが外れたとしても、「こんなくだらないこと
 で運を使わなくてよかった。」とか考えるはずです。
 そう、幸不幸はその人が勝手に決めているだけなんです。
 たまに精神力が強い人がいて、試合とかに負けても「いい経験をした。」
 とか、「色々反省点があってよかった。」とかコメントする人は決して
 不幸な人ではありません。
 成功体験を引きずる人や、不幸に酔いしれて更なる深みに嵌る人が危な
 いのです。
 もし、周りにこういうメンタルの人が居たらよく観察してみるといいの
 ではないでしょうか。
 こういう人は山谷があっても、幸福のサブスクに囲まれて生きているか
 もしれません。
 雨が降って、「雨が降って散々な目に遭った。」という人もあれば、「
 雨が降らなきゃコメも育たん。」と考える人もいます。
 止まない雨はない、とPanasonicグループの創始者の松下幸之助氏も言っ
 ています。
 止まらない不幸もありませんから・・・。

▼不幸のお裾分け
 類は友を呼ぶという言葉があります。
 皆さんも呑みに行ったりする時は気の合う人と行きたいと思うはずです
 よね。
 皆さんの周りに人の悪口や愚痴、文句や不平不満ばかり言っている人は
 いませんか?
 そういう人の名前が指4本立っちゃうような人は不幸のお裾分けを受け
 ることになります。
 もちろん、自らが積極的にこうしたネガティブな話をしていたら、それ
 は一生不幸から抜け出せることはありません。
 幸不幸は自分で決めること、人によって価値観が違いますから、幸不幸
 も人それぞれのはずです。
 しかし、こういうネガティブな話をしている限りは幸せには絶対になれ
 ないと思います。
 こういう話をしている時が幸せという人は、その時点で不幸の沼にどっ
 ぷり浸かっていると思った方がいいでしょう。
 こういう話は酒の場ではなぜか盛り上がることが多いですが、結局のと
 ころ何の解決にもならないし、良くなることもありません。
 不幸のサイクル抜け出すことが第一ですが、まずは自分がそういう話を
 しないようにすること、ネガティブな話題に加わらないこと、そういう
 酒の肴が好きな人とは距離を置くことが必要です。
 つまり、不幸のお裾分けをしない、お裾分けを受けないことです。
 人の不幸が好きな人も居ますけど、こういう人は他人と比べて優越感を
 得ることでステイタスを感じる人です。
 こういう人は自分を安全地帯に置き、その上で人の悪口を話ことが多い
 と感じます。(自分の事は積極的に棚に上げてしまうタイプです。)
 こういう人と仲良くしてはいけませんし、こういう人は弱い人なので、
 自分がダメージを受けるととんでもなく面倒な人になります。
 (上司とかがこういう人だとすぐに転職・異動を考えた方がいいかも。)
 仮に、上司がとてつもなくダメな人で、バ〇でハ〇で仕事ができなかっ
 たとしても、悪く言うようなことをしてはいけません。
 幸せを感じられる人はたぶん心の中でこういうお目出たい上司を拝んで
 います。
 少なくともこういう人に自分がならなけりゃいい訳ですから。
 よく、職場であいさつをするだけでも雰囲気が変わるといいますし、こ
 ういう人から離れると自らの状況も変わっていきます。
 ネガティブな人はお互いに足を引っ張り合う性質があるので、気がつく
 とお互いにガッチリ足の引っ張り合いをしていることが多いです。
 もちろん、どちらの味方にもなってはダメですよ。
 あとは、そういう環境からいち早く抜け出すことが大事です。
 君子危うきに近寄らず、触らぬ神に祟りなし、朱に交われば赤くなる、
 さっさと別の環境に移ってしまいましょう。
 もちろん、ネガティブな気持ちではなく、ポジティブな気持ちで。
 人間の醜い面を見せてもらって、反面教師になったなくらいの気持ちで
 あればいいのではないでしょうか。
 
もちろん、悪いことは反省することは大事です。
でも、気持ちを引きずらない、他人や社会のせいにしない、人と比べずに
自分の目標をしっかり定めることが一番の幸せを呼ぶ力かもしれません。
好きな女性(男性)に振られても、「ご縁がなかったんだねぇ、じゃ次に
行こう・・・。」くらいの考え方がいいのかもしれません。
そのうち、ちょっとしたことでも幸せを感じられるようになったら、それ
は儲けものだと思いますよ。

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