見出し画像

久しぶりに外でラーメンを食べてみた

こんにちは南仙台の父です。
久しぶりに食べ物ネタで書いてみました。
いわゆる、「旨いもの探訪」のようなものではありません。
ちょっと心霊的な話ですが、ちっとも怖い話でもありません。
〇〇してみた、って感じの内容です。 悪しからず・・・。

私は仙台市内のだいぶ南の方に住んでいて、そちら方面の話です。
私の自宅から歩いて10分程度の場所にある店の話です。
その場所は既に居抜き物件として、数々の飲食店が入れ替わって開業した
場所です。
私の記憶では既に居抜きで5回くらい変わったと思います。
ラーメン屋さんや蕎麦屋さんが殆どでしたが、本当に住宅地の一角にあっ
て、こんなところに車とか飛ばして来るんかいな・・・、というそれはも
う変わった場所にあります。
店がオープンする度にチラシが入ったりもしますし、地元のメディアの情
報にも載ったりすることもありますが、訳ありなのか数ヶ月で営業を止め
てしまい、また別の店が出店するという状態が続いていました。
入ろうかなと思う前の段階で無くなってしまうので、一度も入ったことな
どはありませんでした。
この秋に改めてラーメン屋さんが開業しました。
たまには地元探訪を兼ねて、その新規に開業した居抜き物件のラーメン屋
さんに思い切って行くことにしました。

その場所は上述の通り、住宅街の一角にあります。
一応、片側一車線の道に面してはいて、駐車場もそこそこあります。
また、近所にはコンビニもあって、昼間の時間帯とかには仕事中の人たち
が駐車場に車を停めて、昼食兼休憩を取っていることも多く、比較的人通
りもあり、近くにはバス停もあるというロケーションです。
付近にある飲食関係のお店もそこそこありますが、殆どの店がずっと営業
を続けていて、居抜きでどんどん店が変わるのはそのお店だけでした。
あるウィークデーの昼間に意を決してその店に行くことにしました。

その店は営業時間が11時~15時ということで、昼間のランチタイムしか営
業していません。
そのため、その時間帯でなければ利用することができません。
まあ、早めの方がいいかな・・・と思い、11時30分くらいに店に着くよう
に歩いて自宅を出ました。
店に着くと普通に入り口があって、中に入るとよくラーメン屋さんにある
自動券売機がど~んと立っています。
その横には繁盛店でよく見かける、名前を書いて順番待ちする紙と筆記用
具が置いてありました。
私が店内に入ると女性の声で「いらっしゃいませ!」が響き渡りました。
女性の店員さんが2名居るのがちらっとわかりました。
まずは注文をしなければならないので、色々と考えた末にワンタンメンを
注文することにして、現金しか入らない券売機に徐に千円札を入れました。
お札の吸い込みの早さもそうですが、心変わりを許さない釣りのタイミン
グにも驚きを隠せませんでした。
(これじゃ後戻りなんて許されねえ・・・。)

店内はまだ開店してから間もない時間(30分経過)だったので、客は私の
みでした。
まだ新規開店してからも数ヶ月程度なので、店の調度品やらすべてが新品
の輝きを放っていました。
私が席に着くとそれはもう電光石火のように注文取りに女性がやって来た
のは言うまでもありません。
とりあえず、券売機で買ったワンタンメンの食券を渡して、水を飲みなが
らしばらくの時間、店内を見回してみました。
その店はカウンター、テーブル席、更にちょっとした奥の部屋っぽい席の
3つに分かれていました。
当然客は私しか居ませんので、カウンター席は外してテーブル席を選択し
ました。
店員の女性二人はパートらしく、ずっと二人で家族の話、それも自分の子
供の話をしておりました。
大学生の子供が二人とも居るようで、そんな話が延々と続く中で私の注文
したワンタンメンが登場しました。

ワンタンメン自体は店内に写真もあるので特別に変なところもありません
し、ヤバい感じも特にはありませんでした。
とりあえずワンタンメンを食べてみましたが、ちょっとジジイの私には量
が多い感じもありました。
味はかなりあっさりした感じで、テーブルには瓶に入った調味料があり、
「味が薄かったらこれを足してください。」って書いてありました。
健康志向、薄味愛好者には問題ないと思いますが、ガッツリ系の油マシマ
シで超濃厚志向の方には調味料を足しても満足できないかもしれません。
その他の具も特に特徴はありませんでした。
強いていえば、ラーメン以外には白ご飯とかはあっても、ギョーザがなか
ったので、テーブルにもギョーザを食べるために必要な三点セットは置い
てありませんでした。
私がワンタンメンを食している間は誰も来店しませんでした。
11時30分には店に入っていますので、私が食し終えた頃には12時の時報が
鳴り響いているはずですが、誰も入ってくる様子はありません。
正直、大丈夫なのか・・・っていうくらい人の気配がありませんでした。
ただ、パート募集!って力強く書いてあったので、私が来店した時がたま
たま人の気配がなかっただけで、順番待ちの紙も名前で溢れかえっている
のかもしれませんが・・・。

私的にはあっさり系なので、量だけ減らしてもらえれば特に問題もありま
せんし、今のところはその店でワンタンメンをすすった後も元気に過ごし
ていますから、死を覚悟してまで食べるようなラーメンでもありません。
ただ、店内に怪しげな感じがひたすらするのと、場所的な何か引っかかる
ものがあって、私の直感では二回目にここでラーメンを食する機会は難し
いと感じさせるものがありました。
食べ終わったところで店員さんが二枚の紙を持ってきましたが、そこには
パート募集中の力強い文字と、その裏側にはこの券で1名につき1回、百円
の割引きありと書いてありました・・・。
えっ、でも券売機で食券買わなきゃいけないのに、どのタイミングでこれ
を出せばいいんだろうか、そもそも券売機に手動で百円を割引きできそう
なボタンも機能もなさそうだし、どうするんだろこれ・・・って思ったの
は私だけではないかもしれません。
そんな不思議な券を太っ腹なのか、2枚も貰ってしまった私でした。

と、ここまでは話の枕に過ぎません。
ここからが本題です。
今回この店に行ったのは外食したいからでも、ラーメンを食べたかったか
らでもありません。
どうして、次々と店が入れ替わるのかを知りたかったからでした。
土地が呪われているというわけでもなく、霊が憑りついているわけでもあ
りません。
でも、次から次へと居抜きの物件として、新たな飲食店が開店しては店を
畳んでいきます。
実際に行って、わかったこともありました。
今回行った店の独自の問題ももちろんあります。
いわゆるマーケティングや集客という点で問題になるところもあります。
強いていえば、店の建物の建て方や間取りには確かに問題もあります。
風水的な感じでも、運気という点でも良くはありませんでした。
さて、何がいけなかったのでしょうか・・・。

この店のあるロケーション自体は決して悪いとは言い切れません。
というか、飲食店であることが良くないだけで、他の業種であれば問題は
なかったかもしれません。
確かに建物ではなく、土地には何か因縁めいたものがあるのも間違いあり
ません。
そういうのは店の前に立った時点で感じましたし、ワンタンメンをすすり
ながらも後ろからずっとそういう霊気のようなものは感じました。
でも、決して悪い霊気ではなかったのでした。
この場所でうまく行きそうなのは、今風にいえば学校か保育園のようなも
のかもしれません。
小さなクリニックのようなものでもいいかもしれません。
もっと人が集まって、にぎやかになって、それも子供が多く集まるような
場所であれば良かったのかもしれません。
こちらを見ていたのは複数の子供の霊気だったからです。
店に来るのは殆どが大人ばかりで、しかも店の殆どがラーメンや蕎麦を扱
う店ばかりでした。
たぶん、子供が集まるようなところなら良かったでしょうね。
でも、夜は営業しない方がいいでしょうが・・・。
学校など子供が集まる場所で色々な怪奇現象といわれるようなものが多い
学校は意外と長く続くとも言われています。
子供が通っていた東京都内の小学校はそういったものが校内にウジャウジ
ャ居ましたから、百年を超えるくらいの歴史を保った学校として存在して
いました。
でも、その周辺はとにかく子供以外の霊気が多く過ぎて、気持ち悪いくら
いにジメジメしてはいましたが・・・。

店を出店する場合にはやっぱりその土地や建物の由来であったり、どんな
状況なのか(目で見える現況だけじゃなくて)を確認した方がいいかもし
れません。
意外に、刑場の後とかは商売が繁盛することが多いともいわれています。
もちろん、例外の商売もありますが・・・。
私が今回行った店はたまたま子供の霊気が充満した場所でしたので、少な
くともラーメンや蕎麦はダメかもしれません。
老人介護施設なんかでも良かったかもしれませんね。
私もこの店の割引券を二枚持っていますが、次に使おうと思ってもすでに
使えなくなっているかもしれません。
いや、仮に行けたとしてもまた二枚の割引券をもらってしまったとしたら
・・・。
毎回行くごとに二枚ずつ貰うとして、一枚は使えたとしても更に一枚また
手持ちが増えてしまうし・・・。
正直、霊気よりもこっちの方が怖いですけど・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?