最初の結婚2

実家に行く前に、親には離婚する旨は伝えていました。
当時は本気にしていなかった。
しかし、実家での要件が終わっても帰る様子のない私に離婚は本気なんだと気付いてきた。
でもそこで実家も居場所が無い状況が出来始める。
「金食い虫、出戻り(まだ離婚成立してませんが?) 居娘」
と身内からの心無い言葉をかけられる。
悔しかった、悲しかった。
でもなんやかんや言えば実家にいれなくなるので耐えた。
そして、別居中に仕事を探し、子供の保育園入園をどうにか出来た。
そのうち親から調停をしたらどうだ?と提案された。
すぐに動いた。
1回目の調停には奴は来なかった。
仕事があるから呼び出しには応じれないとの理由で。
2回目からは来ていた。
しかし外面はすご〜く良いので、調停員にはとても印象の良い態度でいた。
私はそれでも頑なに態度を変えなかった。
奴はどうにか離婚を避けたい、私を悪者にする話しをしていた。
そんな中、調停員の方が何かに気付いたようで、奴に話し出した。
「もう旦那さん諦めた方がいい。奥さんの姿勢がここまで変わらないのだから」
と。
それからはとんとん拍子に話しがまとまり調停6回で終了。
離婚できる、先々不安はあるが心の中でバンザーイ🙌したよ。
離婚用紙を届け終わった時には背中に羽が生えたような気分。
子供の姓が私の姓になった時には飛んで行けそうなくらい軽くなった。
時々、奴からぐちぐち電話があった。
「仕事の都合で引っ越すから、お前に金は渡せない」と。
横で聞いていた私の母が
(これから他人になる奴のことなんか考えてる場合じゃないよ)と。
その言葉をほぼそのまま電話口で伝えた。
奴は無言。大したことも話さずすごすごと電話を切った。
しばらくしてまたぐちぐちと電話が。
私の父に対する愚痴だった。
「オメーのオヤジよー」ウンチャラカンチャラ‥‥‥
なんか言ってた。
その時オヤジというワードにイラッとし、スイッチが入った私は言い返した。
「オヤジ、オヤジってどこのオヤジ捕まえてオヤジって言ってんだ〜💢」
奴は
「ン…ァ…ェッ…お前のお父さんよー」
と弱々しく言い直し話し出したが、ほぼ聞かずに電話を切った。
その後は電話は無かった。
あれから2○年
一度も子供に会いたいなんて連絡は無く、金だけは毎年振り込まれていた。
いるんですね〜。金で事を済ますが情も何も無い人間って。
今はどこで何をしているかは全くわからない。
と簡単に書いてみました。
人生勉強でしたね。

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