単位

大学履修のクレジットではありません。
ユニットのほうですね。
先日お話しした電流の向きと似たような話です。
対象の国はアメリカ。

この国の尺貫法からMKSに変えたのは英断だったでしょう。
すみません。歴史を調べていません。。。

今は産業界で技術者として働いていますが、いわゆる学者として
大学に居た時期もあります。情報収集、成果発表などで出張で、
渡航先はアメリカ西海岸がほとんどでした。

制限速度やクルマの速度計はMPH。マイルパーアウア。
時間だけはS、秒の発展形の1時間は一緒。
まあ1時間も60進法2回使われる謎単位ではありますね。

Mメートルに相当する長さ・距離のマイルはどうも慣れません。
さらに補助的に1/4を使ってきます。標識にある場所まで3/4マイル。。。
硬貨に くおーら という25セントが存在します。
ポケットの中のジャリ銭で一番使うかな。
慣れって怖いですね。コンビニに相当するドラックストアの
現金支払いで25セント硬貨の扱いはだいぶ慣れました。
10年ぐらい前では、すでにカード化が進んでいて、そちらの住人
の方々はコーラ1本でもクレジットカード支払いでしたね。

重さ、K、キログラムにあたるオンス、ポンドも慣れない。。。
ペットボトルやお菓子・食品の袋には大体グラム表示も
されているのであまり困りません。

長さに戻って、フィート、インチはこりゃまた困る。
飛行機に搭乗しているとき、ちょっとフライトシミュレータや
航空管制に興味がある程度ですけど、高度などはフィートですね。
発祥の地なので標準語は英語、高さなどはフィート、速さなどは
ノット、重量などにはポンド、燃料にはガロンが使われます。
グローバルに広がってしまったので世界標準となってしまいました。

電気屋で身近に感じるインチ、今はミリも使われますけど、
ネジが2種類。。。インチネジとミリネジでピッチ(螺旋の間隔)が違います。
最近は流行ってないのかな?自作パソコンで違いを知らない人もいますね。
少数点以下のピッチなので、ねじ込んでしまえばそのまま使えたりします。

MKS系は物理法則に直結しますので扱いやすいメリットはあります。
人口の多いアメリカの文化・歴史が関わるので、なかなか変えろ
という訳にはいかないのでしょうね。

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