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人生そんなに甘くない

先日東京まで行って受けた第一志望の最終面接。見事に落ちた。何となく予想はしていたし、そんなに簡単じゃないことも痛いほどわかっていたはずなのに、やっぱり行きたかった会社の面接に落とされるとこれでもかというほどに凹んでしまうなあ。ああ、またか。いつもここぞ、というところで結果を出せない。さすが自分!いちばん欲しいものを手に入れるってなぜこんなにも難しいのだろう。それでも今回の転職活動において、もう一度ライター職に挑戦したこと、現職と並行しながら必死に課題作文に取り組んだこと(新卒の就活の時も何回死ぬほど書いて落ちたか分からんくらい落ちているのでトラウマあったけど)、東京へ2回も足を運んだこと、大都会で働くことへの憧れが再熱したこと、自分の未熟さを知ったこと、憧れの人と出逢えたこと、自分はやっぱりクリエイティブに挑戦せずにはいられないと思えたこと、そしてついにこのnoteを始めたこと。どこを切り取っても無駄じゃなかった。大丈夫自分!元気出せよ!クヨクヨするな。自分の歩いた道は、何がこうでも絶対に正解にしてやること。もはや正解じゃなくてもいい。遠回りでいい。もはや遠回りこそが私の人生だったし、それはそれで自分らしいとさえ思うから。何度も何度も穴が空くほどメディア記事を読み込んだ第一志望の会社で働いてみたかったし、東京で仕事をしてみたかった。そのことに間違いはないけれど、きっとご縁がなかったのだろう。でも感謝したい。浦田みなみさんの文章に出逢えたこと。本当に感謝だ。それだけで間違いなく私の人生は大きく変化している。そう思いたい。ライター人生ここからだ。
第二志望の内定をいただいていた会社には転職することに決めた。第一志望の東京の会社に落ちてしまったことは悔しいけれど、ずっと夢だったライター職に挑戦できることは本当に心の底から嬉しい。もちろんこれが良い選択かなんて到底わからない。もしかしたらものすごく後悔することになるかもしれないし、ものすごく泣くことになるかもしれない。それでも今の私が選ぶ道はここだ。たとえ後悔したとしても、それも人生。自分の選択には必ず自分で責任を持てる人間でありたい。今日だけ少し凹んだら切り替えるぞ。

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