存在したかもしれない短歌

大丈夫って聞かれても困るから爆発したら骨を拾って

出生時に死んだ片割れを思い出す。そんな人はいないんだけど。

砂漠砂漠砂漠砂漠にしか行きたくないのに飛行機が怖い

縦型でよかったドラムだと山にすらなれない服たちが泣く

たまにくる生まれたら死ぬなんてことが怖い夜 それが今日だった

まったくの他人が優しくてなきたくなって夕方の川になる


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