好きな和歌を語る。

好きな和歌、ありますか?
和歌ってかなり種類が多いんですよ。
昔の言葉遣いが分からずともフィーリングで大体読み取ってからちゃんとして現代語訳を読んで想像を補完していくのもまた良い。
ということで今回は好きな和歌というテーマです。

若の分類って恋が一番多いらしい。

そうなんです、恋の句が一番多いんです。
その他季節では秋、本当にその他のその他では雑歌という分類もあります。
(意外と)奥深い世界で。

好きな和歌を書く↓

東風吹かば においおこせよ 梅の花

あるじなしとて 春を忘るな

これですねー。
口で言う形で書いたのでカルタなどに書いてある方も記載します。
東風吹かば ひほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

個人的なポイントとかその他

まずは古文の読み方ですね。
【にほひをこせよ】は【ほ】が【お】になって、【ひ】が【い】になるので、
にほひでにおいと読めます。
あとはかなり悩まれるところが1箇所あります。それは
【春を忘るな】なのか【春な忘れそ】なのかの問題です。個人的には【春を忘るな】のほうが儚さが出てかなり良いと思うのですが…。いったいどちらなのか?という。

個人的現代語訳をしてみる。

かなり自分で訳したので違うところもあると思います、これは違くね?など思った方はコメントでお知らせください。
ではかいていきます。
「私は都離れ、遠い太宰府の地に行かなければならないが、梅の花よ。お前は春風が吹いたら遠い九州の地にいる私に香りをとどけてくれ。私が居なくなって春を忘れてはならないぞ。」

このような形でしょうか?

好きなポイントとしては【東風吹かば】の表現が初めて和歌を知った時にかなり衝撃的で。ひがしかぜって書いてこちなんですよ、衝撃がすごかった。

あとは道真が左遷になった時の梅の花への寂しさの余韻がこの和歌に現れてて本当に好きだな…。って言う。

ただボキャブラリーがなくてあまりうまく表現できないな…と思ったりもしてしまう、そんな感じの記事でした。

ということで今日の記事を終わります。
ここまでのご視聴ありがとうございました。

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