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着物との日々

好きな着物を好きな人と共に。


早稲田大学Life Redesign Collegeへの入学は、自分のスキルの棚卸をして、これから何をしたいかを考えることを目的のひとつにしていました。忙しさに追われる生活をリセットしたかったので、仕事を辞めました。

これまで、好きな着物は、買う事が出来ても、装い、楽しむ時間は、ほとんど作れていませんでした。

通学をきっかけに、約一年間着物に触れて、もっとコーディネートを楽しんで出かけてみたい気持ちが強くなりました。どんどん愛着が湧いてきました。

次にやってみたいことは、家の中でも着物で過ごすこと。今は、着物で外出しても、帰宅するとすぐに洋服に着替えています。家事をすると、汚してしまいそうで、まだ不便さが勝ってしまう。でも、「着物で家事」から、新たな発見を楽しみたい。

でも、家の中は物が捨てられず、片付けや掃除は苦手で後回しになりがちで、本や書類が積みあがっている状態です。小物も点在して、必要な時に見つけられない。雑然としている部屋は、忙しさを理由に物だけが増えていました。

そんな日々を送っていましたが、着物を着ると決めた時は、着物を広げられるスペースを確保し、着付けに必要な小物類を整理して使いやすい場所に置くために、荷物の整理をしました。そして、不要なものを処分し、場所や時間の「ゆとり」を求めはじめました。


好きな着物があることは、着て楽しむだけでなく、身の回りを整えるきっかけになっていました。気持ちは前向きになり、それは、私にとって、着物の価値のひとつに加わりました。

そして、早稲田大学という場所で実際に着ること、着物のことを書くことで、着物好きの方に出会いはじめました。会話のきっかけになり、新しい繋がり生まれました。着物に感謝しています。

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