理解する技術 情報の本質が分かる 感想

●本を読む目的

●印象に残った内容
・他人に教えることを前提にする
 基本的に全てのインプットはアウトプットが前提となる。最終アウトプット(試験、プレゼン、報告、etc…)を聞く・見る人、形式を意識してインプットをすることで効率よくインプットできる。

・世の中にはわかりにくい文章が多い
 素人の書いたネット記事、かなり世代の離れた社員からのメールなど言いたいことがわからないことも多々ある。本当に多い。自分の言葉に書き換える。確認する。

・「腑に落ちないことは、関所を通過でき」ないからこそ、因果関係で覚える、その他の情報と関連づけて覚える。納得できるような論理関係をつかめるまで考えることが必要。

・大量の文章から必要な情報を読み取る方法
 ①全体をぼんやりと見る
 ②目次から大きな枠組みを抑え、仮説を立てる
 ③目次がない場合は、自分で目次を作る
 ④仮説を検証するように読む。各項目にウエイトをつけ、重いところから読む。全部は読まない。
 ⑤自分の言葉でまとめる

・「メッセージの主体は、図表であって、言葉はつけ足しのような感じです」
 これについてはうーん、、という感じ。
 図表よりも1行のメッセージの方が読みやすいし、図表はあくまでメッセージを補佐するものだと思う。

●感想
・手法の部分でオリジナルの内容はあまりなかったように思う。。。逆に言うと、それだけ的外れなことは書かれていないとうことでもある。個人的な体験談のほうは、一人の社会人として実感をもって読める人も多いのでは。
・「」やーが縦書きの体裁に合わせていない状態だったので読みづらい部分はあった。

●出典
藤沢 晃治 理解する技術 情報の本質が分かる  株式会社PHP研究所 2014年

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?