読み書き

※ここでは、ドラマのネタバレや感想というより、
自分とドラマ・・・・自分本位の話になると思います。

毎週土曜日の朝は録画していた
山崎育三郎さん主演の「リエゾン -こどものこころ診療所-」を見ている。

HSPの他に知的障害を持っている私にとって、このドラマは昔の自分にかぶることが多い。

昨日放送された6話ではSLD限局性学習症が出てきた。
家庭状況や学校側の理解・・・・ほかの児童とのかかわり・・・・
一言では言えないたくさんの問題が出てくる。

自分はSLD限局性学習症と診断されたわけではない。
だけど、読み書きが苦手だったり、長い本を読むのが苦手だったりと当てはまることが多い。

私は漢字を覚えるのが苦手だったり「て」や「そ」と言うひらがなの書き方がおかしいと言われた。
実際、今もうまく書けるかと言えばかけるとは言えない。

当時はタブレットというものは無かった。
テストで間違った漢字や言葉を10回とかひたすら書いて、覚えた。

だけど、私はそれが大嫌いで適当に書いたり、書かなかったりして親にも先生にも叱られた。
悪ガキ。怠けてる。そんな子供を扱うのは大変だっただろう。

でも、自分の気持ちとしては1枚の原稿用紙に漢字を書いても覚えられないしとにかく疲れた。
力尽きてしまいドラマの男の子のように最後はほかの人には読みにくいと
ストレートに言われてしまう、汚い字になってしまう。
何度かいてもかけず、また書く練習の繰り返し・・・・
そんなことならやっても意味ないじゃん。と思ってしまった。

ドラマの中で佐山先生(山崎さん)が「体力を消耗する」とドラマの中で言ってるシーンがあった。

そうか。あるのか。怠けではなかったんだ・・・・

そう思うと身が軽くなった。

「通信販売みたいになってる」タブレット。
もっと早く知りたかった。その一言。

もちろん、男の子には学びたい気持ちがあった。
だからタブレットで勉強したらぐんぐん伸びた。
私にはそういう気持ちがあったかと言えば、即答はできないと思う。

当時の私に言いたいのは
「自分の気持ちを言わないとだめだよ。
覚えられないことをしっかり言えたらよかったね。」

結局言いたいのはもっと、自分が正しいとも間違っているとも思わないで、
自分も自分の気持ちをもっと言えたらよかったこと。
「疲れた、覚えられない」と言えば一緒にいい方法を考えてくれたのかもしれない。

私はSLD限局性学習症とは診断されてない。
当てはまるかもわからない。
でも、それで困っていた。

どうすればよかったのか、ドラマを見て考えさせられた。


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