日本での学生生活 大学時代編

どうもアニオタアラサーです。今回からは日本に帰国してからの大学生活について話していきます。
 
 私が編入できたのは、文系の国際的な大学となりました。理系の大学に編入しようしましたが、日本とオーストラリアの大学のカリキュラムが違うのか、私の勉強方法が悪かったのかで、全く試験問題が解けなかったのです。大体、帰国子女の試験というのは面接と口頭質疑応答と論文なのですが、ことごとく敗れました。
 この文系の大学に入って、まず驚いたのはキャリアへの考え方です。日本の学生でキャリアについて考えてるのは就活生くらいで、3年までは特に自分のしたいこともわからず、とりあえず大学に入った子たちが多いこと。オーストラリアの大学は職業訓練校のイメージが強く大学1年生の時から自分のキャリアのことを考え、インターンシップや課外授業で資格を取ることあたり前に行っていました。
 しかし、日本でインターンシップに行くのは早くても2年の後期や3年生になってからという印象が強いです。一年生は日々の課題と必須科目を落とさないことに注力してキャリアは特に考えてなさげでした。
 この差が日本の学力低下につながっているかはどうかはわかりませんが、日本の将来は大丈夫か?と心配になるレベルではありました。まあ、学歴はあくまで足切り用の道具と考えている企業にとってはあまり関係ないのかもしれませんね。
 さて、この学校には留学生も全学生の半分いたのですが、明らかに日本の学生よりもできる人が多かったです。おそらく本当に頭のいい人しか大学に行けないというルールがあるのでしょうが、日本の大学は研究が主な理由のため、学力は最低限あればいいということと、学生を増やすために敷居を低くしてるのがこの差の原因かもしれません。
 まとめとして、私は、オーストラリアのような多国籍国家の大学から日本の単一民族の国際的な大学に編入したわけですが、上記の差を強く感じて、日本の大学生活はダラダラ過ごすことになってしまいました。周りの日本人のレベルを留学生と比べて、この人たち国際レベル全く追いついてないなぁやばいわぁと天狗になってしまったのです。課外授業やサークル活動に重きを置いている学生は例外ですが。まあ、最終的なGPAの点数はダラダラしたのが悪いのかオーストラリアの時より0.1ポイント低いことになってしまいました。
 これが理系の大学だったら、もうちょっと違ったのかなぁと思いましたが、おそらく日本の大学は研究目的が基礎なので、どこも一緒でしょう。キャリア目的なら専門学校や短大に行きなさいというのが日本の生き方だと思います。
 しかし、普通の大学でキャリアを積みたいのであれば、一つの抜け道があるのです、それは早めのインターシップへの参加とバイトの掛け持ちでしょう。バイトの掛け持ちで色々な経験や大人との会話術などを鳴らすことができ、インターンシップを通じて、企業の仕事を経験することができます。大学に入ってからの初バイトで「社会レベルめっちゃ低いな、君。高卒の子の方がもっと大人と上手く喋れるよ。さてはボンボンだな」と言われたのは今でも覚えています笑笑
 おすすめは長期インターンシップですね。私は長期しなかったので後悔しております。外資系企業や大企業の場合1ー12ヶ月かかる長期インターンシップを行なっているので行ってみると履歴書に書ける経験がひとつできます。

 あまり日本の大学生活はいい思い出がなく、オーストラリアの大学ほど充実したこともなかったのでつまらない記事となってしまいました。就活に使うエピソードもほとんどオーストラリアのことを書いてましたね。黒歴史が一つ増えてしまいました笑。大卒という資格は手に入れたのでそれでよしとしています。

 次回は就活について話そうかと思います。

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