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95.“5人平均の法則”はホント。でも、色んな方と接するのは大事だと思う。

この言葉はアメリカの起業家であり、若くして一流企業のコンサルタントとしても活動し、31歳で億万長者となったジム・ローン氏が残した言葉だそうです。

言葉通りの意味ですが、話し方、言葉使い、しぐさ、時間感覚、趣味、思考、年収など、あらゆる面で周りの人の影響を大きく受けます。

「こんな風にはなりたくないなぁ…」

という人が近くにいれば「全力で逃げる!!」



「こんな風になりたい!」

という人が近くにいれば「全力で近くにいる!!」



自分の人生なので、相手に気を使っていたら
 大切な時間がもったいないです。

そういう論調で使われることが多いですね。


ただ、何点か付け加えたいことはあります。


まず、その5人はある程度、入れ替えをした方が 良いということ。

人は何も刺激がないと筋肉も頭脳も感性も全て弱っていく。同様に居心地の良い環境は、すぐに馴れ合いになり、外からの刺激がないと脆弱化していくと思います。

自分に影響を与えてくれるメンバーは適度にチェンジしていって、新しい刺激を与え合い、レベルアップして、離れていく。その方が健全な気がします。
(めちゃ気が合う仲間とはたまーに会けば十分に
 関係性は保てるので長く居る必要はないです)


次に、「こんなふうになりたくなぁ…」という人は
確かにいるが、すぐに「全力で逃げる」のが得策でないこともある
ということ。

自分が苦手な人と接する時間も学びが多い。例えばネガティヴで愚痴ばかり、何も動かず口先だけ、一緒にいるとエネルギーが落ちるようなタイプ。

この人は明らかに自分と異なるバックボーン、思考回路、行動特性を持っている。世の中、考えてみれば多様性なわけで、その極端なケーススタディだとも言える。

私もそのようなタイプと一緒に働いたことがあります。彼自身もそんな自分を決して良いとは思ってなくて、苦しんでいました。だから、半年ほど、彼自身の好きな部分やどんな風になりたいかを聴き、それに近づくフォローをしてみました。ある時、その彼が私に“お礼に”と本と手紙をプレゼントしてくれた。とても嬉しかったし、良い影響を与えられたという充実感と自信を得ることが出来た。

これは、私が苦手なタイプと積極的に交わって得た大きな財産だし、何より相手にとって、私は「5人」の中に入っていたわけです。

レアケースかもしれませんが、苦手なタイプの近くに寄っても、お互い豊かな気持ちになれることもあるってこと。

一つだけ条件があるとすれば、お互い最低限の『聞く耳(素直さ)がある』ってことですかね。

縁あって近づいたわけなので、その聞く耳👂をかっぽじるトライはした方が良い。

でも、耳カスが詰まり過ぎていたら、遠慮なく、去っていこう。

きっと、耳に膿が溜まりどうしようもなくなったとき、また再会できる。その時には、綿棒でなく、医療用ピンセットでゴリゴリと、またトライする遊び心と寛容さは持っておこう😉


今日もこの記事をお読みいただきありがとうございました。皆さんにとって良い1日でありますように。

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