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投稿2回目 地域おこし協力隊…①

阿智村地域おこし協力隊のささやんです。今回は、地域おこし協力隊について、自論をまとめています。私の頭の中にある考えを、文字化しているだけなので、賛否あります。ご了承ください。

地域おこし協力隊は、総務省が管轄してる地方創生の一つです。協力隊が地方に赴任し、定住・起業など行い、地域を活性化させる狙いと認識しています。任期は、最長3年。単年毎に更新されます。

協力隊の定住率を調べてみると、おおよそ60%で、中には起業されている方もいたり、概ね成功しているように思えます。ただ、定住しない人も40%いるということ何を示すのかと…。協力隊本人と自治体やそこの住民との温度差があると、定住しにくいのではないかと思います。協力隊は、実現したい夢を持ってくる人が多く、農業、観光、飲食など多岐にわたります。一口で協力隊といっても、多種多業な業種です。協力隊がやりたい事が、その地域で必要じゃない場合や行政側が求めていない場合など、協力隊とニーズが相反するものだった場合は失敗することが目に見えてます。聞いた話だと、協力隊を着任させたが、何をやらせればいいかわからず、役場の事務作業をやっていた事例もあるそうです。また、役場や赴任先の企業や団体にとって、単なる人員確保のため、という罠も存在しているそうで注意が必要です。

私の場合、前回記事でも書きましたが、完全に観光の業務を行っています。活動時間も世間からずれているので、住民との関わりがほぼありません。なので、求められるニーズは、観光振興や観光客へのサービス提供になります。ただ、様々なアイディアを出したところで、実現できるとは限りません。特に予算の問題。3セクでも民間でも、年間に使える予算は決められています。そのため、経費が掛かりすぎるというところで、没案になることもしばしば…。経費は、何か事業を行う上で重要な部分であることは、認識しています。ただ、単純にお客様の思い出を作りたいだけなのです。現場で、お客様と接することが多いため、一番にお客様の笑顔を優先してしまいます。単なる自己満足かもしれませんが…。

これから地域おこし協力隊になろうと思っている方には、ぜひ行っていただきたいことがあります。それは、実際にその場所に行くこと。最近は、事前に見学に来てくださいという自治体も増えているので、機会はあると思います。そこで、関係者のお話を聞くことで、その地域のニーズを知ることができます。実際に行くのが難しい場合は、地域交流フェアのような、イベントに行ってみるのも手です。オファーされることもあります(私は実際にありました。)。その他、交通手段や気候、周辺自治体、家賃、移住補助など調べることは多くあります。なるべく後悔しない場所選定が必要です。長々と書いてますが、まだ足りないです。それは、また次回といたします。(了)

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