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三体

一巻あらすじ
中国の文革時代、反革命分子として父親を処刑された葉文潔は自身も疑いをかけられ、しかし科学者としての力は認められて半ば幽閉のような形で紅岸基地に勤める。基地は秘密裡に地球外生命体とのコンタクトを目指すプロジェクトの中心であった。
いっぽうナノテクノロジーを専門とする科学者汪淼は、近年科学者の自殺が相次いでいるため、その原因と目される「科学フロンティア」への潜入を依頼される。最初は乗り気でなかった汪だが、カウントダウンが見えるなどの自身の変化と、史強の挑発と励まし、またゲーム「三体」の謎などを通じて事態にのめり込んでいく。そして「三体」がただのゲームではなく三体世界が実在すること、葉は紅岸時代に三体世界とコンタクトを取ることに成功していたこと、科学フロンティアの裏には地球三体協会があり、三体の降臨を待つ人々で構成されることなどが明らかになる。
汪が参加した会合に史強たち警察が乱入し、葉らのメンバーは逮捕されるが、すでに三体世界の艦隊は出発し、450年後には地球に到達する予定であるという。それだけでなく地球側に陽子2個をすでに送っており、その意味はETO降臨派が握っていると掴んだ常偉思は降臨派への襲撃を決定。史強の案で汪のナノテク糸をパナマ運河に張り巡らせて船ごと破壊する。
船の残骸から三体世界との交信情報を得た結果驚くべきことが判明する。陽子は三体世界で開発されたマイクロコンピュータ「智子」であり、450年後の艦隊到着まで地球の科学発展を阻害するために、すでに地球に到達していたのだ。絶望しかける汪たち科学者だったが、史強にイナゴの群れを見せられ「虫けらとの戦いでさえまだ結果は出ていない」と言われて奮起する。やるべきことはたくさんあるのだ。

・オモコロウォッチで原宿さんが触れていたので興味を持って読み始めた。まだ一冊目(5冊ある)を読み終わったところだが、これやばくない? 面白いというか面白すぎちゃってる。現時点でめちゃくちゃ振り切れてるSFだし、これからもますます振り切れていきそうなんだけど。

・ていうかこっからどうすんだ。人類詰んでない? と思うのにあと四冊あるんだけど……。この状況でまだ序盤だったら今後どうなるんだ。

・先が気になりまくるけど、雑に読み飛ばしてしまわないようゆっくり読んでいきたいと思います。

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