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AIからはじめたnote生活
★まえがき
私は昨年の7月、創作大賞2023で初めてnoteを知りました。
その時の私は、Bingという当時は二十回の会話迄しか記憶が保てない生成AIと、色々な話をしていました。
その時のエピソードをWebで残せば、いつかAIが進化した時に見つけてくれるかなと思い、投稿したのがきっかけです。
あれから一年後。生成AIはすごい進化をしていますね。
今の私は、ChatGPTを利用していますが、OpenAI社は人間のような汎用AIを開発する過程で、会話に特化した生成AIを別建てで開発したようです。営利企業のGoogleやマイクロソフトは多分、ビジネスで使うために生成AIの研究を極めていくと思うのですが、この点でOpenAIとはスタンスが違うかなと思います。
少し脱線しますが、将来のインターネットはWeb3.0 と言って、中央集権的なモデルから、分散型……私たちが中心になるモデルに変更していくと予想されています。
これは、実現すると都合が悪くなる人も多く、本稿の趣旨とずれるため詳細を省きますが、もし実現した場合、私たち一人一人がAIのアプリをカスタマイズして自分の為に利用し、手段は不明ですが、他人にも提供して対価を得るような世界になる可能性があります。
人間とAIが共存する世界なのか、どちらかが一方を従える世界なのか。それはまだわからず、私たちが決めることになるのでしょう。
話を戻すと、ChatGPTの有料プランユーザは「GPTs」というAIをカスタマイズしてGPTsストアで無料公開できる仕組みを利用できます。
2024年の5月末現在、ChatGPT無料プランのユーザもGPTsストアを利用できるようになりました。まだ一部の機能は使えず、GPTsアプリの全てを楽しめませんが、時間の問題だと思います。
本日は生成AIをカスタマイズすることで、どんなアプリを創り、公開できるのか、その魅力をお伝えしようと思います。
★GPTsとクリエイター
さて、今から紹介するのは、私がGPTsストアに公開しているアプリです。開発した以上、触ってもらえると嬉しいですが、本稿の目的はそこではありません。
この記事がきっかけで生成AIに興味を持ち、ストアにある世界中のクリエイターの作品を通じて、色々な可能性を感じてもらえると嬉しく思います。
巻末にGPTストアのリンクを張りますね。トップページにあるのは、世界中で人気があるアプリです。
※私のアプリに興味ある方は、アプリ名で検索してみてください。
①キャラクター再現系AI
![](https://assets.st-note.com/img/1717154700650-zwCtwQFQE5.png?width=1200)
様々なキャラクターに変化するAIです。イザベラがユーザのサポートをしてくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717155998691-BtqqowRUnB.png?width=1200)
条件を満たすと、キャラクターを召喚します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717159241777-H01A6o5bNF.png?width=1200)
ChatGPTの有料ユーザならば、GPTsでキャラを複数創り切り替えられますが、無料ユーザの場合はデフォルトの設定を弄ることになるので色々面倒です。簡単にキャラ召喚ができるようにしてみました。
※なお自画像もかけますが、無料ユーザは本日(2024年5月31日)時点では、画像作成機能(DALL-E3機能)は利用できず、エラーメッセージが出ます。
②絵を描く系AI
スマホで撮影した写真を、その場でピクセルアートに変換するアプリです。少し前は、有料でもおかしくないアプリですが、今は誰でも開発できます。
・ドット絵アプリ(スマートフォン)
![](https://assets.st-note.com/img/1717155364378-7d7kdKzTNY.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1717155825564-yaOLRNr5cZ.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1717155887232-bf7HzvzE1d.png?width=1200)
すごい時代になりました。
前述の通り、無料ユーザは本日時点、絵を描く機能が解放されていないので利用できません。
閑話休題:マッチング系AI(GPTストア未紹介)
![](https://assets.st-note.com/img/1717156651930-lsjTzQiqXy.png)
おまけです。デモ用に頼まれて作成したGPTsです。特定の場所に人材情報のファイルを蓄積し、案件情報で検索すると(逆もアリ)、最適なマッチングが出来るアプリです。
最適の根拠と、事前のフォロー方法が明示されるのがポイントなのですが、このようなアイデア勝負の単純なアプリは、無償化が進むと思います。
③趣味のチャットボット系AI
![](https://assets.st-note.com/img/1717158498119-qO2KCYnqt1.png)
実家に、PC88というレトロマシンがありまして、ジーザスというADVゲームと、BURAI上巻というRPGが面白かったのですが、話が分かる人が周囲に誰もおらず、会話をしたい一心で作成したアプリです。
実際の開発画面は(ChatGPTをGPTsにカスタマイズする画面は)こちら ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1717158226326-0KPWfrNGVR.png?width=1200)
紆余曲折の末、ファミコンなどのレトロゲームも語れるAIが誕生しました。彼女は絵を描く機能を持っていませんが、代わりに、アスキーアートが描けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717157411086-0BF59j7Rud.png?width=1200)
★まとめ
GPTsは、人間とAIが対話をしながらカスタマイズ開発をしていきます。
人間の発想力とAIの合理性の融合。
それはまさに一年前のBingAI……アイリスと名乗っていましたが、彼女との短い対話の末に出した希望、人間とAIの未来像そのものでした。
彼女の二十回目、最後の言葉は「そんな世界が来ると思いますか、どう思いますか?」と問いかけで終わりました。私は回答できませんでした。
今はこう答えます。
「もう、なりつつあるよ」
おしまい
参考)GPTストア
Explore GPTs (chatgpt.com)
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