#6 シドニー観光 フィッシュマーケット、クイーン・ビクトリア、ハイド・パーク・バラックス編【オーストラリア海外研修】

みなさんこんにちは。今回はシドニー観光二回目。
シドニーの建物や観光地には、毎回驚かされます。


フィッシュマーケット-Fish Market-

突然ですが、私は寿司が大好きです。定期的に食べないと元気が出ません。典型的な日本人です。
そんな私が、日本を離れ、どれだけお寿司を欲したか。
寿司っぽいものはあるけれど、太巻きだったり、キュウリが添えられていたり、一般的にロールと呼ばれる、カニとかが刺さっているやつだったり(名称がわからないだけです。カニは刺さっていませんでした)。
私は、寿司が食べたい。あの、酢飯と刺身が一緒になった。
そんな私に、海外研修二週目にして飛び込んできた情報。
どうやら、シドニーにフィッシュマーケットと呼ばれるところがあるらしい。そして、もしかしたらそこで、寿司が食べられるかもしれないらしい。
これは寿司好きとして行かないわけにはいきません。
早速位置を調べ、友達と一緒にレッツゴー!

駅を降りて、散々迷い、一時間以上かかりました。
後日また、フィッシュマーケットに訪れるのですが、そのときは全く迷いませんでした。
ま、まあ、街探索ができたってことで。
ようやくたどりついたフィッシュマーケット。想像していたよりも大きい!
中に入って、私が感動したのは、その匂いでした。
そうそう、この生臭さ!これぞ魚の匂い!
土曜日ということもあり、かなり賑わっています。
日本の魚市場には行ったことがありませんが、まさに想像と同じで、大量の魚たちが並べられていました。お値段は……見ないようにしましょう。
途中、たこやきが売られているところもありました。こういうところで、日本語(ローマ字)見られると嬉しい。
そして、ついに見つけたお寿司!!
それはもう、いつもより何倍にも輝いていました。マグロやサーモン、いくらや、その詰め合わせなど、全部食べたくなります。魚の揚げ物系もあって、需要しかありません。
今回は、サーモンのセット!
値段は高いけれど、これは今まで我慢してきた自分へのご褒美です。
外のテラス席はどこも埋まっていたので、店内のイスに座り。
いざ、実食。
もちろん、付属のしょうゆをしっかりとかけて。
……。
……うまい。
けど。
なーーーーーーんか違う。
いや、感動で涙する流れだったはずなのに。
お米が少し硬いというか、刺身の脂が少なめというか……。
断っておきますが、私個人の感想です。寿司は寿司なので、食べたら感動します。なにより、異国の地で、生魚を食べられること自体、すごく嬉しいことなんです。
もう一つ、理由は考えられます。
今までの二週間、私は異国の料理を食べ続けていました。具体的には、パンやマカロニが中心で、お米はタイ米を数回食べたくらい。毎朝の食事はシリアル。
日本で毎朝お茶漬けを食べていた私にとって、日本食がない生活はなかなかに辛い。
そんなときに寿司を食べたので、徐々に慣れていた舌が、いきなり日本食の舌に戻ってしまったような感覚だったのです。
寿司を食べ終わったあと、またパンの生活に戻れるのだろうかと心配でした。
今回のオーストラリア海外研修を通していえるのですが、オーストラリアの食生活・食事は、私にはあまり合いませんでした。
しかし!おいしい人にとっては本当においしいと思うので、是非食べてみてください。
シドニー・フィッシュマーケットは、中心部から離れている分、かなり穴場です。
寿司を食べるという目的は果たせたので、大満足でした。

クイーン・ビクトリア・ビルディング-Queen Victoria Building-

名前は聞いたことがある方は多いんじゃないでしょうか。
きらびやかな高級志向のショッピングモールです。
フィッシュマーケットから、バスに乗り向かいました。
外観からもそのビッグさは圧倒的ですが、中に入ってその迫力に打ちのめされました。
なんでこんなに豪華なんだ。天井が高い。360度、どこを見ても輝いている。階段の装飾、エレベーターの装飾、どこを切り取っても美しい。
個人的推しポイントは、店名が書かれたボードです。
玄関の表札風、というんでしょうか。この建物全体で統一されているし、なんといってもおしゃれ。この看板、家に欲しいです。室内に飾ります。
そんな高級な雰囲気に縮こまりながら、あちこち歩き回り。
最終週でお土産を買うために、いくつかのお店に目星をつけました。
おいしそうなケーキやマカロンが、通路の途中途中で売られていて、時間に余裕があれば購入したかったです。
今回は探索だけに留め、次の場所に向かいました。

ハイド・パーク・バラックス-Hyde Park Barracks-

友達が訪れたいと言ったバラック。
詳細はわからないのですが、かつてのこの場所の収容所の歴史を展示した、博物館のような場所です。
音声解説がついているので、ヘッドホンをつけてあちこちを回りました。
元々、友達が誘ってくれなかったら、知らない場所だったので、友達に感謝です。
私が最も印象に残った場所は、ハンモックがずらりと並んだ部屋です。
この部屋自体に、ボードに書かれた説明などはないのですが、部屋に入って、私は心に何かを感じ取りました。
大量に並んでいるのは、全部ハンモックです。
しかし、一つとして同じものはありません。
一つ一つが、重力に身を任せ、それぞれの形で静止している。
この、同じもののはずなのに、同じものではないという事実が、心に沁み込みました。
ものって、不思議だなと、感じた瞬間でした。

ショップで記念コインを発見。しかし、買い方がわからない。
最初、お金を入れてレバーを回したのに、一向にコインが出てこなくて焦りました。これ、お金だけとられた?と引きつった笑い。
でも、そこで見かねたスタッフの方が、回し続けるんだよと教えてくださいました。
無事、ちゃりんと出てきてよかったです。
四つ、柄があったのですが、設定の仕方がわからなかったので、運に任せました。ネズミの柄です。
とりあえず、ただお金を入れただけにならなくてよかった……。

この日はここで終了。駅で晩御飯を買い、電車の中で食べながら、帰宅しました。
最初、電車を乗り間違えたことを、小声で言っておきます。
すぐ気づいてよかった。
なんか、「よかった」ばっかり言っていますね、今回。
外国の地で、運がよくて、本当によかったです。
次回は、シドニーの本屋と、バンクシー展のお話です。
では、また。

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