投資と投機

さて、さっそく本投稿はじめていきます!なにから、書こうか悩んだのですが、やはりみなさんの関心は、資産増やしたいだろうな、とおもい、投資と投機の違いについて、書いていきたいと思います。

みなさんは、資産を増やして、好きなことをしていけたらと思って、色々な金融商品を比較したり、やっぱりよくわからないから、とりあえず貯金したりとか、資産運用に対する考え方は十人十色かとおもいます。

ですが、銀行貯金しているだけの人も含めて、みなさんは投資か、投機かのどちらかをおこなっています。すべての経済行為は広義的な投資か投機かに大別できるのです。

では、
投資とはなにかという定義ですが、自己がなんらかの保有財産(労力含む)を対象に移転することで、対象の経済的価値が増大することで、直接、間接問わず自己の効用を増加させる行為と自分は定義しています。

一方で投機とは、自己がなんらかの保有財産(労力含む)を対象に移転しても、対象の経済的価値は増大しないが、対象を第三者に転売することで、自己の効用を増加させる行為と
自分は定義しています。

ただし、実は投機も社会全体を含めた広義視点でいうと、投資なんですよね。

このあたりは、深掘りするとどつぼにはまるので笑、株式取引は投資なのか、投機なのか、という本題ですが、

みなさんの株式取引の99.99%以上が投機なのです。本当に企業価値を増加させる株式取引というのは、ipo含めた公募増資しかありません。
なので、株式投資家という表現は適切ではなく、株式投機家という表現が本来ただしいんですね。💦

株式をかうことで、企業を応援してるとか、株価があがれば企業価値があがるとか、勘違いしている報道を見るたびにうんざりしてしまいます。あなたの株の取引は、ほぼまちがいなく、誰かから買取、誰かに売りつけてるだけにすぎず、企業価値の向上とは無縁なんです。ましてや、株価があがれば景気がいい、とか基本的に関係ないのです。

ではなぜ、会社は株価をあげることに必死なのでしょうか?理由は大きくわけて4つあります。

1.将来的な他社買収や、自社の増資を有利な条件にするため
2.株主にクビにされないようにするため
3.経営者が保有している株式を担保にして金を借りているため、株価がさがると借金返済をせまられるため
4.他社に買収されて、経営陣の自由が奪われるのをおそれるため

大きくわけて、この4つ以外、経営者が株価にこだわる理由はありません。
、、、お気づきでしょうか?1以外、企業価値増大につながることはないのです。株価上昇は、基本的に経営者と既存株主の経済価値増大のためなのです。

そして、一般の株主は経営者が株価上昇にむけて、努力してくれるであろうという期待に投機しているだけにすぎないのです。

では、株価変動とはなんなのかというと、
本来の期待企業価値に対する各人の評価のズレから生じる値動きなのです。株式投資が上手い人というのは、このズレをさまざまな手法で分析しているか、運だけで勝っているかのどちらかなのです。なので、メディアなどで、株で何千万かったとかで有名な人はどうして勝てたのかを理論立てて説明できない人はラッキーパンチがあたった、強運者ともいえるわけです。
そして、そんなノイジーな動きがあるから、株価は理論通りにすすまないんですねー、と
今日のお話はここまで!次回の記事をお楽しみに!


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