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自分を知る方法

新しい年が始まり
早くも1月もあと1週間ちょっと。
時の流れの速さを改めて感じている会社員、津々美志保です。

今日は私の好きな本
川内有緒さんの
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
について少々。

タイトル通り、
著者が目の見えない白鳥さんとアートを見にいった数々の体験談が書かれており、
美術館などに行くのが好きな私は
初めて読んだ時には

「アートには
こんな見方や体験の仕方があるのか!」

と、ワクワクしました。
こんな見方、とは

 “作品を見えるままに説明する”

というものです。 

私がワクワクしたのは
著者とご友人との2人で同じ作品を見て
見えるままを描写して
白鳥さんに伝えているにも関わらず

見え方や作品から受ける印象が
それぞれ違っていた点です。

私も友人と美術館に行った際には
どう見えているか口に出して説明し合うと
「自分にはない視点を知れて楽しそうだな」
と思いました。

そして、
先日からまたその本を
ちょっとずつ読み返していて
今回は以下の文章がささりました。

「ものを見る上で不可欠な役割りを果たすのは事前にストックされた知識や経験、つまり脳内の情報である。わたしたちは、景色でもアートでもひとの顔でも、すべしてを自身の経験や思い出をベースに解析し、理解する。」

川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』


そうか!と。

前回読んだ時には、
アートを互いに描写し合うと
  「新しい視点を得られる」
としか思いませんでしたが、

今回、この文章を読んで
アートを互いに描写し合うと
 「相手を知ることができる」
ということに気付き、
軽く衝撃を覚えました。

そして、
この数ヶ月、ストーリーコーチングにどっぷり浸かっている私は
 「ストーリーコーチングも似ている」
と思いました。

ストーリーコーチングでは
カードに印刷された写真を見ながら自由にストーリーを作る、ということをします。
ここで、先程の引用をもう一度。

「ものを見る上で不可欠な役割りを果たすのは事前にストックされた知識や経験、つまり脳内の情報である。わたしたちは、景色でもアートでもひとの顔でも、すべしてを自身の経験や思い出をベースに解析し、理解する。」

川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』


 「だから、自分を知ることができるのか!」
と思いました。

見えているものからストーリーを作る時は

誰かに忖度したり
誰かにどう思われるか気にしたり

そんなことは考える必要はなく、
ただ、思い付くままに
自由にストーリーを語ればいいので

「自身の経験や思い出」
はたまた、普段考えていること

そういった
“自分だけのもの”
を自然と言葉にすることができます。

「こうすべき」
というような思考から離れて
自分の気持ちに沿って
行動を決めることができる。

そんなストーリーコーチングの
すごさの秘密を発見できた気がして
興奮しています。

「こうすべき」という思考を取っ払って、自分を知る体験をしてみたい方はLINEのお友だちに追加していただけると嬉しいです☺️
4月にストーリーコーチングの体験募集をする予定なので楽しみにお待ちください!

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