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詩のようなもの:「柿とカラス」


今日は良い天気である。

柿が実っていた。

そこにカラスがやって来て
柿の実をつっついた。

柿の実は地面に落ち
ポトリと音をたてた。

カラスは落ちた実を
ゆっくり食べるつもり
だったが
私が通りかかったので
あわてて逃げていった。

飛び去るときに
ポトリとカラスの糞が
落ちる音がした。

「俺の食事の邪魔するんじゃない。」

カラスはそう
思ったのだろうか。

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