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重力と浮力 重心と浮心

重心と浮心の概念をはっきり理解した方が水泳を考えるのに良さそう。

水中静止時、からだにかかる力は重力と浮力。

重力=体重で下向きだが、重心位置はどこか?ストレッチポールの上に気をつけ姿勢で腹這いに横たわってみる。へその数センチ足側でバランスがとれる、ここが重心だ。胸に軽い肺があるので予想より足側になる。

浮心は浮力の中心だが、こちらの決定はちょっと難しい。浮力は、アルキメデスの原理により身体の体積のみに依存する上向きの力で肺の存在は無関係なので、からだの体積の中心でへその頭側10センチほどか?

いずれにせよ浮心の方が明らかに頭側にあるので、浮心の上向きのモーメントと重心の下向きのモーメントの結果、水中で静止し、体幹力などを使って身体を真っ直ぐにすると、次第に頭が上方足側が下向いて安定する。

重心は移動させ得るか? 重心移動の主役は肩甲骨のようだがこれは別稿で探る。

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