一番身近な正反対
娘の学校が始まり、主人と会話をしていてやっぱり違う考え方をする人だとつくづく思わされました。
私は言葉が汚いですが“くそ”真面目に生きてきました。そういう性格なので無理もしていないしその自分が本来の自分だと思っています。
学校は休まず行く、忘れ物をしない、係はきっちり、掃除もちゃんと。当たり前だと思って生きてきました。高校生の時は誘われたりもあり、生徒会活動も何期かしました。制服のスカートを短くしたことがありません。教科書も毎日持ち帰り毎日持って行きました。雨が降ればカッパを着て自転車をこぎました。
これが快適な自分のありのままでした。私はそういう人間です。
対して主人は…
「学校?なぜ行かなあかん?」「掃除?なぜ命令される?」「宿題?やっとけ!」
ヤンキーではないですがやんちゃです。先生をもねじ伏せるほど能書きをたれて困らせてきたようです。校長室に呼び出されるのは当たり前、遠足前には車には乗れないぞと宣言され、修学旅行の時には「とにかく問題なく帰ってきたいから、お願いだから問題を起こさないで」と先生にお願いされ、家庭訪問でもないのに先生がよく家に訪ねてきたり。
私とは真逆の世界の人です。
歳が離れているし住んでいた地域も違ったので出会うことはなかったわけですが、もし同じ学校にいたら…
主人「お前みたいなの絶対嫌ってたやろな。」
私「私も嫌いや。先生に言いつけてたわ。間違いなく!あんなことしてた、こんなこと言ってきたって。」
主人も社会人になり普通に働いていた時に、迷惑をかけたであろう先生に再会したことがあるようです。よほど迷惑をかけていたのか何十年もたつのに先生の記憶にはしっかり残っていて声をかけてもらったそうです。
「良かった、こんなにちゃんと働いて…立派になった」と。
こんななので娘に「しなくていい」や「手をぬけ」やら私が無縁のことをすすめます。
娘の本心は分かりません。おそらく聞いたところでまだちゃんと伝えられないかもと思っています。でも主人が私のせいで「娘はだいぶ辛抱している」と言ってきたので黙りました。
もし、本当に娘の気持ちがそうならばある程度はゆるく過ごせば、と思います。もし、私タイプでそれを望むならば主人の思うようにはさせません。
こうも両極端な親から生まれたら子供は大変だろうな…と今頃になって娘に同情した会話でした。
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