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30回かむ、昼限定

先日テレビで、郷ひろみさんと武豊さんの対談をみた。
郷さんが「30」という数字を部屋のあちこちに貼って、食事のとき30回かむことを実践している、というお話が印象的だった。

30回かむって、子供のころよく言われたけれど、とっても難しい。
さっそくやってみるものの、15回くらいしか噛めない。
そして、数を数えることに集中しすぎて、食事を楽しめない。温かいものは冷めるし。
ううむ、挫折しそう。

いろいろ試しているうちに、職場の昼休みなら、実践できそうだと気がついた。
たいてい一人で食べているし、コンビニ食なので、冷めないうちにという感じでもない。
やってみると、毎回30回は難しくとも、それに近いところまではいけそうだ。
あごが疲れるけれど、気持ちが落ち着いていくような気もする。

先日、仕事であたふたする自分のかなしさをnoteに書いたら、思いがけず多くのスキをいただけて、とても嬉しかった。
砂時計を時々見るのもいいですよ、というコメントをいただいて、職場に置いている。
あたふたして心がざわつき始めると、ひっくり返して、砂が静かに落ちるまで、一息つく。

砂時計と、30回かむ。
殺伐とした日々を、落ち着いて乗り切ろう。

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