【設定】ヴェノリュシオン

現代SFファンタジー

『ヴェノリュシオン ~ 違法研究所を摘発したら、実験体にされていた遺伝子組み換えされた子供を育てることになりました ~』

あらすじ

凶悪なウイルスによって、地球の生態系は崩れ去った。
それでも、人々は懸命に生き残ろうと、この世界に適合した新人類を作り出そうとした。
だが、人間の遺伝子組み換えは倫理上違法とされており、その研究所は摘発された。
残されたのは、世間を知らず、力だけを与えられた、新人類の成り損ないだけだった。

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ヴェノリュシオンについて

< 年齢 >
初期型:P03、S08
P型は初期にしか作成されていない。
サンプルとして、全ての型番が一通り試しとして数体ずつ作成される。

中期型:G45
研究費に余裕が無くなってきているので、S型、T型、O型の新規作成はほとんどせず、メイン研究とされているG型を中心に作成。
G型40番台から、顎の改良が加わる。

後期型:T19、O12
G型の顎改良から大きな研究進歩が無くなってきたことで、スポンサーの一部が離れ、本格的に研究費に余裕が無くなってきており、研究余地のあるS型、T型、O型の新規作成を増やす。
人間をアップグレードする研究を要求されており、エンジェルポーションは臨床実験と研究費稼ぎとして重宝される。

< 各キャラの経歴 >
P03:
生き残ったヴェノリュシオンの中で最年長。
能力の発現そのものが、自我が目覚めてからであり、他人へ影響を与えるようになってから実験体たちの違和感に研究員が気が付いたことで、本格的な実験が行われたため、実験歴としては中期と同じくらい。

S08:
生き残ったヴェノリュシオンの中で、最も実験歴が長い個体。
年齢は、P03の数ヶ月後。
初期からいた個体のため、実験は過酷なものが多く、何度か瀕死になっている。研究員が、P型の成功例に勘づきだしたきっかけの存在。
G型程ではないが、長期の実験により、多少の毒には耐性があるため、実験体を抑えるための毒ガスが効きにくかった。

G45:
研究中期に誕生し、G型として、顎の改良が行われた初期の個体。
G型はメイン研究のため、最も個体数が多い型番だが、実験内容が毒を食らう物のため、瀕死になることも多かった。
実験体が暴走した時のために、実験室を毒ガスで満たす設備を整えていたが、長い実験で毒に耐性を持っていたため、毒ガスがほとんど効かなかった。

T19:
研究後期に、フィールドワークのセンサー目的に誕生した個体。
カナリアであり、犬である役割を担うため、ある程度のコミュニケーション能力をつけている。
研究者としては、愛玩動物としても、実験体としては最も信頼関係を気づいているつもりのため、事件の日は毒ガス使用を躊躇った。
T型の数名は、研究者を助けようとしたが、研究者から殺処分されるか、T19に殺害される。
破壊音がヤバいG型、S型、P型の方向には行きたくないため、O型の実験区画に向かい、O12を助ける。

O12:
研究後期に、誕生した個体。
主な遺伝子の組み換えが眼球のため、その他の部分が人間に近いことから、メイン研究の確認後は、人間のアップデート用薬剤の実験体にされた。
眼球の研究そのものは、初期に眼球を大量に備えた個体を作ったことで、正直個体として安定させられるか程度の実験しか必要が無かったので、アップデート実験がメインで作成される。
五体満足な個体が少ないため、事件の日にも、毒ガス使用をせず、担当研究者たちは避難を優先した。

< 肉体強度について >
G45:
改良を重ねられたG型であるため、ヴェノリュシオン内で最も優良。
単純な筋力についても、毒耐性についても最も高い。

S08:
初期型ではあるが、実験を生き残る底知れない体力と気力。
加えて、実験による毒耐性も持っている。
筋力はG45と同じくらい(T19,O12曰く『筋肉オバケ』)

T19:
筋力・体力に関しては、G45・S08に劣るが、実戦経験と器用さでカバーしている。
実験体の中で、毒耐性な平均。他人を犠牲にして生き残る器用さで、生き残ってきた。今はデコイが強すぎて、安心して犠牲にしている。

O12:
後期型実験体の筋力・体力・毒耐性の平均値。
O型の中では、最も新しい個体だが、最初のアップグレード実験でアイデンティティである片目を失う。
両目失っていたら、T19も助ける選択肢は取らなかった。

P03:
初期型&ロマン研究であったため、実験体としては筋力・体力・毒耐性が最下限値。
そもそもP型がまともな人の形として誕生し、奇跡的に成長できた唯一の個体。
鍛えている牧野と腕相撲としたらいい勝負ができるレベルの筋力がある。楸はたぶん負ける。

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