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ばいばいちくさ正文館

今日は悲しいニュースが入ってきました。
千種の正文館が閉店するそうです。


中日新聞の記事より


東海生なら誰もが一度や二度、お世話になった人が多いのではないでしょうか。
私自身、小学校6年生の頃から河合塾千種校に通っていたのもあって、正文館にはその時からお世話になっていました。

高校時代、参考書フリークだった自分は、記事の写真とは別の駅前にある、ちくさ正文館別館の方には、もう毎日通ってたと言ってもいいような気がします。
毎月、大学への数学を立ち読みさせてもらって、ここの書店で絶版になっていた"思考訓練の場としての英文解釈"や"最強の漢文"あたりも手に入れて、隣の河合塾の自習室でひたすら勉強していました。高校には行かなくても、河合の自習室には行く、そんな高校時代でした。


河合塾の自習室は大体いつも一番乗りでした

河合塾は自習室を使う場合、休みが15分以内と決められていて、外に出るときはボードに書かなきゃいけないのですが、その15分で疲れた頭を休めるためにも、正文館まで用もなく、よく行ってました。

ナッジを勉強している今なら、
「その疲れた頭で本屋さん行ったらやばいよ!」
「やらない参考書も買っちゃうよーー!」
と注意を入れたくなるところですが、ご心配なく。ちゃんと卒業する頃には、僕の部屋は参考書のダンボール畑になっていました。

受験後の収穫期の我が家のダンボール畑

きっと今なら、絶版の本でもメルカリとか、Amazonとか探せば、結構手に入るのかなって思います。
でも、これは合いそう!とか、これはいい問題だ!って、そうやって自分の目で参考書と格闘しながら過ごした日々が何よりも青春で、あー無くなっちゃうんだな、という諸行無常に、一言お礼を書かずにはいられないと思いました。

長い間ありがとうございました。これからもずっと、一番のお気に入りの本屋さんです。

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