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Spiritfarerをクリアしての感想。

プレイステーションストアで、パッケージの画像や上の画像がきれいだなーSS見てなんか面白そうだなーという、すごい単純な理由で購入しました。


『Spiritfarer』は死をテーマにした心温まるマネジメントゲームです
プレイヤーは迷える魂を船に乗せて運ぶ魂の旅人(スピリットフェアラー)「ステラ」(イタリア語で『星』の意味)になります。世界を旅する船を造り、さまよう魂を船に乗せて彼らのお世話をしましょう。そして、悔いのないように新しい世界へ解放してあげるのです。料理、採掘、魚釣り、収穫…さまざまな生活を営みながら神秘の海へ至る道を作っていきましょう。魂となった乗客と一緒にゆったりと充実した時間を過ごし、忘れられない思い出を作りながら、大切な友人にさよならを伝える方法を学びましょう。
(公式よりコピペ、一部改変)

まずは何も言わず、この動画を見て欲しいんですよ。

ステラ可愛い!
〇ィズニーのような、ジ〇リのような(さすがに怖いので伏字)が感じ取れたかと思います。

ゲーム内でもこんな感じなのです。
色彩豊かな手書き風の背景に、アニメーションを思わせる表情豊かな登場人物たち、マンガのような吹き出し。
動画だとステラ以外は皆、動物の姿をしていますが。ゲーム内でもそうなんですよね。それが一種の安らぎでもあり、非現実の世界であるというのを表現しているのかなぁ、と感じました。

ゲームの紹介に入ります。

アトゥルおじさん。
余談ですが、当時の社内に『笑い声』がすごく似ている方がいて
(同じく、ものすごーく明るい方)
日々、癒されました。

とりあえず要望聞いて?お使いしてね?ハイハイ材料集めて?施設を作ってね?要望聞いて?うんうん?自室にこういうの置きたいよね?わかるー。
お、仲間が増えたぞ!賑やかになったぞーいいねいいねー!

音楽すげーいいな!船旅、超楽しい!
色々な街があるなー!会話も楽しいなー!
うん?なんか会話の流れが・・・あっ。

えっ、グウェン・・・!(号泣)
ずっと意地を張っていたグウェンが、最後に本音をもらすんです。
もうここでコントローラー置いてプレイ中断です。

この場面で、そのセリフはズルい。

ダメだよ、えぇぇ・・・!(大号泣)

仲間との出会いがあれば、別れもあるのです。
登場人物それぞれにストーリーがあるのです。

別れも、あるのです。(超重要)

ダメだ、思い出したらまた泣けてきた。

一旦、泣ける話から離れましょう。

ゲームについて。
このゲームの時間の流れは、止まる事なく一日が過ぎていきます。
朝になったら自室で寝ている彼らを起こし、ご飯を食べ、船を走らせ、畑に水をやり、街についたら買い物をして、会話をする。
洞窟や森に行って資源を回収し、それを加工して木材や板金を作り、海原に流れてくる宝箱を回収し、羊に餌をやり、彼らの演奏や談笑に耳を傾け、釣りに興じ、夜になったら船をその場に止め、新しい施設を作ったり植物に演奏を聞かせて成長を促進したり・・・などなど。

やる事はとにかくいっぱいありますが、時間も無限なのです。
気の向くままにプレイが可能です。

例えば施設の配置。ものすごーく個性が出ます。出ると思います。
積み木ブロックを重ねるようにデザインできるので、キッチンと農園は近いほうがいいかなぁ、とか。加工施設はこの辺に集めとこうかなぁ、とか。
最初、船は小さいのですがお金を貯めて船を改良していくと施設を置くスペースが広く高くなります。画像は最終盤ですが、画像のアミアミのところならどこでも設置できます。

例えばこういう感じなのを
イジメか。
毎朝降りてきて、毎晩寝るためにひたすら上がる。

任意で切り替えられるミニゲームも豊富。
マップ上の雷雨の所を通過すると、「雷をガラス瓶に捕まえよう!」というイベントが始まったり、空飛ぶクラゲやホタルを捕まえたり。

登場人物は皆、個性的で船の中で自由に行動しているので、誰がどこでなにをしているのか追うのも楽しいです。
楽器を演奏していたり、料理をしていたり、談笑していたり。彼らとの毎日のハグは、なんだかこちらも心が休まるのです。会話をすることで断片的な情報を得ることができ、バックストーリーに触れることができます。

瞑想。自分との対話。
すごくわかる。
オヤジギャグも秀逸。
よくそんなんひらめいたな・・・。

アイテムの入手にひと手間かかるのが楽しいけどちょっと面倒?というところがあります。
料理はキッチンタイマーがあるので、音が鳴ったら取りに行けば問題ないです。果樹園ができたら、果物そのままを提供するのもアリかもです
最初、部屋を出たらリセットされると思い、放置で漫画読んだりしてました。待機モーションでリフティングしているのがものすごく可愛いのです。

そのほか
樹木を切り倒す時にはテンポよく操作が必要、とか。
鉱床を叩く時にはタイミングよくツルハシを振らなきゃならない、とか。
特に面倒臭いと思ったのが、中盤以降にできる鋳造。

アクション面はというと。
いわゆる戦闘や、HPの概念はありません。
どんなに高いところから落ちても平気だし、海に長時間潜っていても問題ありません。ただ、洞窟でポンポンと飛び石の足場を飛んでいく・・・というのはちょっと苦労しました(アクション下手なので)

SSを色々撮っていたのですが、主に「別れのセリフ」ばかりでフォルダを開いて確認するたび思い出し泣きが・・・。
アリスおばあちゃんの話は、ホントダメだった。自分のばーちゃん思い出して布団被ってメソメソ泣いてましたね。

再びアトゥルおじさん。
普段は明るく、時には暴走気味なのですが
この時、非常に紳士的で・・・イカン、思い出したら泣けてきた。
クリア。
たぶん、1/10以上はボロボロ泣いてた時間。

・・・。
余談ですが、この間偶然、「ラコツ橋」というものを知りました。
PCの壁紙に出てきました。ドイツにあるそうです。

コレがモデルなのかも?

閲覧、ありがとうございました。

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