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VA-11 Hall-Aをクリアしての感想。


この当時、アクションばかりやっていたので、なんか静かなゲームがやりたいなぁ・・・と思い購入しました。



一日を変え、一生を変えるカクテルを。
あなたのカクテルが、誰かの運命を変える。

バー"VA-11 Hall-A"へようこそ。

ここは、西暦207X年、グリッチシティ。
その街のはずれにあるコンクリート砂漠の小さなオアシス。
疲弊した人々を待つ魂たちの泉。

”VA-11 Hall-A”のバーテンダー「ジル」となり、
水槽の中の脳や、喋る犬、ヒューマノイドなど
一癖も二癖もある多彩なお客にカクテルを提供しましょう。

この物語に、選択肢はありません。
物語は、あなたが提供するカクテルによって変化します。
(公式からコピペ)


オープニングのワンシーン。
イラストがすごくキレイ。

主人公はこの女性・ジル。バーテンダーとなり客の望むカクテルを提供することで会話が進み、物語が進んでいきます。
カクテルに関してはレシピがあるので、基本的にはお客さんから希望を受け、その通り混ぜれば問題ないです。

通常画面はこういう感じ。

このゲームの特徴として一番すごいのが下ネタトークの多さ
翻訳者すんごい。ホントにとても超すんごい(語彙力のなさ)

ようし。じゃ、エッチな話題!じゃねーよ。
見た時、笑いすぎてしばらくむせてた。
ニコニコ動画を意識した演出もステキ。
みさくら語かな?
この見た目で「ドロシー」っていうから
最初に思い付いたのがビッグオー。赤毛だし。

えぇと、話を戻して。
近未来ということでリリム(人間に似たヒューマノイド)だったり、義手や義眼をつけた人間だったり犬だったり、登場人物は様々です。お酒を飲みながら、人生の悩み・パロディネタ・下ネタ・仕事の愚痴・下ネタ・雑談・下ネタ・世界観に関する話題なんかを会話していきます。

ステラが一番可愛いと思いました
(ちょっとズレてる縦ロールお嬢様キャラ)

お嬢様だから庶民のクッキーがわからない?
(でもめっちゃ良い子)

私はどこかのネット記事で「飲みながらプレイするゲーム」と書いてあったので、その通りにビール飲みながらプレイしていましたが、何度か噴き出し、ゲラゲラ笑ったり、頭抱えてました。

永遠の17歳?おいおい(お約束のツッコミ)
日本のオタク文化に対する理解やリスペクトが多いのも特徴

先ほど、「下ネタが多い」と言いましたが、その分「大人の会話」も多いということです。種族を超えた恋愛事情だったり、ケンカ別れをしてどうしようもなくなったことを悔いたり、取り返しのつかないことに絶望したり。
設定は「未来」のはずですが、プレイしている人の「過去」に問いかけるような言葉の強さもあります。

特に中盤からは、登場人物の覚悟を決めた行動などに「なんでそんなことに・・・」とか考えさせられます。

「あの時、ああしていたら。ああすればよかったかも。」なんて。
プレイヤーの人生について色々と考えさせられる部分もありますね。
でも、「ああしなかったから。」今の自分になっているのです。

話が重くなったので、閑話休題。
セイセイセーイ!(レイザーラモンHGかな?懐かしい!)

このゲームの特徴としてもうひとつ。
ゲームのBGMは、自分で選択できるということです。
通常のゲームであれば、例えばRPGであれば。街中は安らぐような静かなBGM。戦闘中は少しアップテンポ。ボス戦は少し「アガる」ようなロック・メタル調だったりと、場面に応じたBGMが流れるのがフツーです。

ですが、このゲームでは。音楽はあくまで「店内で流れるBGM」。
バラード調だったりテクノ調だったり、その日の始まりに自分でジュークボックスに曲をセットして、順番に流すもよし、ループさせるも良し。

これってありそうでなかった、斬新なシステムだなぁと思いました。
ちなみにSpotifyにサントラがあるので、時々運転中や作業中にかけてます。

個人的にツボだったのがゲームオーバー画面。
フツーにプレイしていると見ないはずです。注文をガン無視しているとオーナーであるデイナから警告され、無視し続けるとこの画面が出ます。

デフォルメが可愛い。

一日を変え、一生を変えるカクテルを。
ジルが毎日、仕事の前につぶやく言葉。名言ですね。

ちなみに当時、ゲーム好きの同僚の女の子に「なんかおススメのゲームあります?」って聞かれたので。
コレを勧めたら「うーん?コーヒートークみたいなやつですね!?あざっす!」

・・・しばらく口聞いてもらえませんでした。
いや別にセクハラとか下ネタとかそういうゲスな感覚で勧めたんじゃなくて、フツーに面白いんだって・・・いやあの、うん。シラフで勧めるべきではなかったかもしれませんね。申し訳なかったなぁと思ってます。

閲覧、ありがとうございました。

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