玄真維

なんか自分の人生地味にジワジワ来ること多いので、まとめてみます🍤

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なんか自分の人生地味にジワジワ来ること多いので、まとめてみます🍤

最近の記事

トーキョー2

それから高校は部活の推薦でトントンと進み、大学をどうするか考える頃、またあの熱が帰ってきた。 おら、東京さ行くだ。 しかし親から実家付近の県内でという制限を設けられ、追加で一人暮らしするなら国公立という条件も付いてしまったことで、東京への夢は儚く散った。 高2の進路希望調査には、 第一希望 和菓子職人  第二希望 ひよこ鑑定士か教育課程のある大学 という、担任を悩ませる希望を書いていた。 しかも同じクラスのムシコもあやのもひよこ鑑定士志望で、希少であるはずの希望者がクラス

    • トーキョー

      私が東京に憧れを持ったのは、中学3年生の修学旅行に遡る。 その頃若手芸人ブームで、レッドシアターやらお笑いポポロのお笑い男子校やらを見てみんなキャーキャーしていた。私はそのブームに乗り切れず、1人ヌーブラヤッホイのモエヤンとチェンバル語講座のいがわゆり蚊さんに夢中になって真似していたが… 初めてフジテレビ本社を見学して、テレビ局の仕事を知ったこと、よしもとの劇場を生で観たこと、あの時の興奮を覚えている。 その後に寄ったどっかの大仏周辺で班員が1人木刀を買うために行方不明にな

      • 耳すまの奇劇

        先週、私の尊敬する先輩に、夜景が見える高台に連れて行ってもらいました。 ※この先輩についてはまた書きます。 耳をすませばのロケ地でもあるということで、ワクワク高まりまくり 落ち込んだときによく見に行くという大事な場所を教えてくれる先輩に感謝しながら、先輩のドデカ高級車に乗せてもらいました。 その場所は少し入り組んだところにあるため、先輩のスーパードライビングテクニックを見守りながらパーキングを目指したのですが 先輩「全然なくね」 ナビを見返すと、しっかりその地点を指し

        • キョドり戦法5

          お茶の水、めっちゃ濁ってる そうです。 水出しティーパックが水筒の中で破れて、 中学生の水筒には似合わない、 高級緑茶のような、渋すぎるにごり茶がガテンドンブリに並々と注がれていたのです。 慌てて引っ込めようとしたのも束の間、 なみえ先輩に見つかってしまいました。 なみえ先輩「お茶の水めっちゃ濁ってんじゃん!!池やん!!!!」 そう言って笑い転げるなみえ先輩 また私の世界に平和が訪れました。 その日からなみえ先輩は私を見つけると 「池ノ水〜〜〜!!!」 と、声をか

          キョドり戦法4

          帰り道 なみえ先輩「ねえ!!!喉乾いた!!!」 えっ クソ怖いじゃん。一瞬でも気を許した私がバカだった。パシリってやつをやらされるんだ…どうしよ…20円しかない… なみえ先輩「お茶残ってたらちょーだい」 なんて平和なやりとりなんでしょう。 その頃私はガテン系の現場人間しか持ってないような、銀のドデカ水筒を持っていたので(コップの部分がドンブリくらいある) 自信満々に並々とドンブリにお茶を注ぎました、が、 ある異変が起きていたんです。 お茶、めっちゃ濁ってる。

          キョドり戦法4

          キョドり戦法3

          なみえ先輩は 外野のポジションだったので、 基本ピッチング練習に付いている私は関わりが少なかったのですが、 ある日、ロングティー(バッティング練習)で ボール拾いをしている時、 突然声をかけられました。 なみえ先輩「たて!!!!!!」 私の心「え???立ってボールに当たりに行けってこと…!?怖すぎる!! でもやらなきゃ殺される!(半泣き)」 ピンッと直立不動をキープしていると なみえ先輩「……カゴの向き、縦(笑いを堪えながら)」 なーんだ、先輩、そういうことは早く言

          キョドり戦法3

          キョドり戦法2

           最高学年になると急にオラつき始める先輩っているんですね。 しかもちょいギャルでちょいヤンキー入ってて、今思うとかわいいもんなんですが、あの頃はほんとに怒らせたらこれ即ち死、とまで思っていました。 具体的に何をされたとかは 覚えてないんですが、(呑気) 本当に怖すぎて、先輩の家を同級生と共有して遭遇しないように対策していました(遭遇が怖すぎてイオンと夏祭りは地獄)  前回書きましたが、「おおきく振りかぶって」がバイブルだった私は、先輩の前でなぜか三橋のキョドキョドした動き

          キョドり戦法2

          キョドり戦法1

           私は昔から歳上の女性と仲良くなることが多いのですが、そのきっかけは中学の部活まで遡ります。  小6で「おおきく振りかぶって」にどハマりした私は、阿部くんに憧れてキャッチャー志望でソフトボール部に入りました。 もちろん初心者で、 次のバッターが打ったら先の塁に進めるということもわからないまま入った部活で 早々に1年生代表を任されました(なんで) 1年生は呑気に、部室に置いて行かれた先輩の巨大なユニフォームを何人で着れるか試したり、応援歌の替え歌を作ったりして過ごしていま

          キョドり戦法1