事実や問題に向き合う。個人の強みや直感で行動して成果を出す。
『明日を支配するもの』
著者:P.F.ドラッカー
組織は透明でなければならない。
階層は可能な限り「平板」にして、
決定権と責任を伴う上司は、
誰にとっても一人であることが望ましい。
二人以上の上司を持つことは
組織内での「板挟み」を生むことになる。
元々、マネジメントのいう言葉は
企業ではなく政府や非営利組織が発祥であり、
企業に必要とされるのは、
唯一正しい構造ではなく、
それぞれの仕事に合う組織構造を
探究することにある。
人をマネジメントするのではなく、
人をリードする。
一人ひとりの人間の強みと知識を
生産的にたらしめ、
組織の仕事ぶりと成果に焦点を合わせる。
「マネジメントの基盤」は、
顧客にとっての価値であり、
顧客の支出配分における意思決定であり、
経営戦略の出発点である。
非顧客の方が顧客よりも市場に多い。
ところが企業は非顧客の存在を知らず、
なぜ非顧客のままでいるのかを知るものは少ない。
変化は常に非顧客の世界で始まる。
新奇なイノベーションに魅了されず、
現実と乖離のないイノベーションを生み続ける。
失敗が生じた場合は、
組織改革に走らず、起きている問題に取り組む。
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『0秒で動け』
著者:伊藤羊一
様々なストーリーの軸となる
過去・現在・未来の「直感」を鍛えて、
事実から仮説を立て、
一旦の結論(目標)を見つけて即行動する。
自己暗示をかけながら、
最初は、他人のフィードバックを得ずに、
行動したら振り返りして再行動していく。
他人とは、
挨拶などで話しやすい環境を作りながら
対立したら視座を上げて合意ポイントを探す。
2冊の共通項目は、
・組織や社内ではなく、事実や問題に向き合う。
・個人の強みや直感で行動し、成果を出す。
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