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データ【レース】

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【弥生賞】過去の勝ち馬のG1戦績

今年2024年の弥生賞。
コスモキュランダが好タイム(グレード制度導入後歴代1位)で勝利し話題になりました。
そこで弥生賞の勝ち馬について、弥生賞の成績を元にその後のG1好走の傾向を見ていきたいと思います。(すべてグレード制度導入後1984年以降です。)

➰   ➰   ➰   ➰   ➰

まず弥生賞勝ち馬のクラシック成績はこちらです。

・ 皐月賞
(5-6-7-17)
(5-6-7-6-2

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牡馬クラシック二冠以上馬の翌年初戦

熾烈なクラシック戦線で運をも味方につけ二度以上も戴冠し主役となった牡馬は年明け初戦も信頼できます。必ず買いましょう。

グレード制度が導入された1984年以降、牡馬クラシック二冠以上馬は延べ16頭。

この内引退せずに【4歳初戦】を迎えた馬は13頭。

1984年 シンボリルドルフ〈皐月賞・東京優駿・菊花賞〉
1985年 ミホシンザン〈皐月賞・菊花賞〉
1991年 トウカイテイオー〈皐月賞・東京優

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【毎日杯】近年の勝ちタイムに見える奇妙な現象 〈別紙〉

(3歳時G1勝利が多いので3歳時G1のみ)

〈年〉馬名(走破タイム順位)
レース名/着順(人気)

〈2007年〉 ナムラマース(14位タイ)
皐月賞/11着(5番人気)
東京優駿/8着(10番人気)

〈2008年〉 ディープスカイ(2位)
NHKマイルカップ/1着(1番人気)
東京優駿/1着(1番人気)
天皇賞(秋)/3着(3番人気)
ジャパンカップ/2着(1番人気)

〈2009年〉 アイ

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【毎日杯】近年の勝ちタイムに見える奇妙な現象

【毎日杯】近年の勝ちタイムに見える奇妙な現象

今回毎日杯の勝ち馬の走破時計に起こっている奇妙な現象について触れてみようと思います。

例年阪神競馬場第2回開催1日目の土曜日に行われる毎日杯。
2011年のみ東日本大震災の影響により2日目に開催。

そんな毎日杯では近年顕著に現れてきた「とある現象」があります。

それではまずはじめに芝2000mから芝1800mに距離が短縮された2007年以降過去17年の毎日杯の勝ち時計の一覧です。

① 1:

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【京都記念】1番人気馬のG1戦線に広がる可能性

京都記念で1番人気に支持される馬は注目すべきで、勝利と引き替えにでも獲得したい将来の活躍が約束されたチケットのようなもの。

かも、しれません……

~  ~  ~  ~  ~  ~

① 全体成績グレード制度が導入された1984年以降、
・【同年の京都記念で1番人気に支持された馬】が同年のG1に出走すると、
(20-11-7-46)
勝率:23%/連対率:36%/複勝率:45%〈 頭数の内訳 〉

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【中山記念】1番人気馬のG1戦線に広がる可能性

中山記念で1番人気に支持される馬は注目すべきで、勝利と引き替えにでも獲得したい将来の活躍が約束されたチケットのようなもの。
かも、しれません……

~  ~  ~  ~  ~  ~

① 全体の成績グレード制度が導入された1984年以降、

【同年の中山記念で1番人気に支持された馬】が同年のG1に出走すると、
(13-13-11-68)
勝率:12%/連対率:24%/複勝率:35%

〈 頭数の内

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【若駒ステークス】1番人気1着馬に見る近い将来性

【若駒ステークス】1番人気1着馬に見る近い将来性

かのディープインパクトがオープン入りを果たしたレースである若駒ステークス。
過去39年間と長い歴史の中で〈1番人気〉の勝利は16頭。
「1番人気の勝率は約3割」という定説よりは多いですが、半数には満たない勝利数。
毎年相当な少頭数のイメージがあるので、正直少ない印象です。
そんな若駒ステークスを1番人気で勝利した馬は近い将来活躍することが多く見られます。

若駒ステークス(旧ジュニアステークス)が

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【ジャパンダートダービー】好走傾向

来年からジャパンダートクラシックに変わりますが通用するのか果たして。

本レースが創設された1999年以降、
(A) 中央馬 (18-19-14-91) 複勝率:35%
(B) 地方馬 (7-6-11-165) 複勝率:12%

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

はじめに中央馬から掘り下げます。

(A) 中央馬 (18-19-14-91) 複勝率:35%
⬇️
① 芝レースでしか勝利経験がない馬

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