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「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス『闘うCFO』【金庫番から改革の最前線へ】

1  はじめに

  私は関心があった「日経ビジネス」を定期購読し、自由時間は十分あるので
 気になった記事を整理しました。

2  今回の特集 :   『闘うCFO』【金庫番から改革の最前線へ】

 (1) 最高財務責任者(CFO)が対外交渉や戦略策定の要になりつつあり、最高経営
  責任者(CEO)と共に企業価値の最大化を担う司令塔で、もはや財務・経理担
  当者の「上がりポジション」ではない。 
 (2) 2023年3月、東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業を問題
  視し、異例の改善要請を発表するなど資本市場の変容を背景に、企業価値を
  戦略的に伸ばす能力が必須となり、CFOの活躍の場が事業改革やサステナビ
  リティ対応などへと拡大し、「市場との対話」が強く求められている。
   * CFOが対応すべきテーマは増える一方
    ①資本効率改善②経営戦略③ESG対応④アクティビスト対応⑤国際税制
    ⑥危機対応など
   だが、そんな現代版CFOの役割を担える人材が不足し、企業を悩ませてい
  る(管理系の中で、財務人材の求人数はうなぎ登り)。
 (3) 複雑なCFOの業務をこなす人材はもはや「数字の最高峰」ではなく、経営
  営陣の重要な一角を占め、経営トップの有力候補になるのは自然な流れで、
  CFOから社長やCEOに転じるケースが増えている。
   大学院教授が「CFOになるための3大必要条件」として、①経営の観点か
  ら数字がわかる②修羅場の経験がある③会社を外から見た経験があることを
  あげている。
 (4) 大手半導体製造関連装置会社のCFO(証券会社から転じる)が、投資家向け広
  報(IR)などで海外投資家などとの「対話」を大切にし、2023年末には株価を
  26.5倍(2018年末対比)に伸ばして日経平均株価4万円突破の原動力になった
  事例を紹介している。

3  その他の内容

 (1) 外国のビジネススクール教授が、外国企業の取組みなどから、ビジネスに悪
  い影響を与える顧客は思い切って切り捨てることが望ましく、「悪い顧客」
  を見極める3要件として、①顧客のニーズが自社の専門外②顧客の行動への対
  応があまりにも煩雑③顧客関係の価値が自社にとってマイナスを提言してい
  る。
 (2) 審査基準「第三者機関のお墨付き(上場企業や子育てしながら働きやすい企
  業の認定など)」に通った従業員しか利用できない『企業専用の恋愛マッチン
  グアプリ」を福利厚生の一環として、社員の恋愛・出会いを支援する企業が
  増えている。
   コンプライアンスやハラスメント意識が高まった今、上司や同僚に代わり
        AIが仲人役を果たしている。

4  「ちょイケじぃじぃの独り言」

  私は、本誌で紹介されている大手半導体製造関連装置会社を数年前に注目し
 ていたが、半導体関連会社は景気の影響を受けやすく、注目していた時は株価
 が低迷し、なかなか株価が上昇しなくて株式購入まで至らず、その時に勢いが
 あった情報関連会社の株式を購入したものの、今振り返ると大失敗だったよう
 に思う(私が持つ株式は、経営成績の悪化などで散々の状況である)。
  上記会社の製造装置は、注目当時から世界のトップシェアを握り、証券会社
 から転じたCFOの地道な「市場との会話」が加わって大幅な株価上昇につなが
 リ、これこそ、「転職の鏡」のような気がする。
  私は、数年前から、資産運用の事で証券会社の担当者と話すことがあり、こ
 の前、新任担当者だった人と1年ぶりに話すと、とてもたくましくなっていて
 転職も考えているようだった(先輩には、転職した人が多いみたいである)。
  やはり、「転職」には、その時代で必要とされるノウハウなどを持っている
 ことが大きな武器になリ、事業環境が大きく変化する中では、「転職」は当た
 り前になっていくような気がする(私達シニアには、考えられなかったが)。
  私達の親世代は「お見合い」、私達の世代は「恋愛」、これからの世代は「
 マッチングアプリ」での結婚が多くなるような気がし、これからは、特に「価
 値観が合う」ことが、とても大切になるような気がする。
  本誌で紹介されている審査基準に通った従業員しか利用できない「企業専用
 の恋愛マッチングアプリ」は「価値観が合う」という面では、わかりやすく、
 これを通じて、前回の本誌で取り上げられていた「パワーファミリー(共働き世
 代で世帯年収が1500万円以上)」は、増えていくような気がする。
  私の一人娘も共働き世代で「パワーファミリー」の一員のような気がするが
 今の娘を見ると、働きながらの子育て(子供の健康面・教育面)で大変そうであ
 る。
  ただ、私達夫婦が車で10分ぐらいの場所にいて、私は孫の世話(勉強面?)、
 私の妻は孫の健康面と娘の愚痴聞きと、娘の困った時にサポートできているが
 (私達夫婦にとっては「生きがい」になっている)、「パワーファミリー」にと
 って『子育て(特に、小学生になると)』は大きな共同作業になり、なにがしら
 のサポート体制が大切になっていくような気がする。
  話しは変わって、昨日テレビを見てると、72歳でエアロビクス大会に出場し
 入賞した人が出ていて、その人は約30年ほどエアロビクスのため体を鍛え、と
 ても若々しく、40〜50歳台のように見えた(帽子をとると、それなりに)。
  私も毎日(雨の日は除く)、早朝トレーニングをしているが、寒い日(氷点下)な
 どでは気が重くなっていたが、その人の体と若々しさを見て、また頑張る気に
 なり、ありがたく思った。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレと資格学習やnotoでの「頭」の筋トレ
 で「老いと闘える最後のチャンス」である70歳台を、私の運に全てを任せ、ハ
 ッキリした姿勢で過ごす一方、「宝物の孫」の世話をし、働きながら子育て(夫
 は単身赴任中)をする一人娘をサポートしていきたい。

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