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「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス「同僚は生成AI【破壊者か期待のエースか】」

1  はじめに

  私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
 て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。

2  今回の特集 :   「同僚は生成AI(破壊者か期待のエースか)」

 (1) 米オープンAIが昨年11月末に対話型生成AI「ChatGPT」公開してから1年、
  生成AIはすでに私達の仕事や生活に入り込んでいる。
   多くの企業が業務革新や生産性向上に生成AIを活用する一方、著作権の侵
  害、もっともらしい虚偽情報「ハルシネーション」の拡散など多くのリスク
  が顕在化している。
 (2) 文章からプログラム、イラストまで、多種多様なコンテンツを生み出す各種
  生成AIが人間の仕事を脅かし始めており、一部の人々は崖っぷちまで追い詰
  められている。
   ① ある女子大学生は授業で生成AIの実力を目の当たりにし、自分の存在意
    義を見失い、自殺を考えたが、あるNPO法人のスタッフに助けられた。
   ② 全米映画俳優組合は、AIに演技の仕事を奪われ廃業するほかないと危機
    感を募らせてストに踏み切り、11月上旬に制作会社と暫定合意に達し
    ストを終結させた。
     生成AIから仕事を守る方法として、労使交渉が有効であることを示し
    た格好になった。
   ③ 日本の多くのコンテンツ制作者が問題視しているのが、2018年の著作権
    法改正で盛り込まれた「30条の4」で、AIによる著作物の学習を原則的
    に認め、著作権者の許諾を得ずに小説や記事、イラスト、楽曲、映画な
    どを学習させても基本的に適法となる。
 (3) 米テック経営者が「私はAIとこう働く」という事例を紹介し、生成AIで自ら
  の生産性向上を実感しつつ「本当に大事なことに人と時間を割く」という波
  及効果に目を配ることが、生き馬の目を抜く競争に身を置く「経営者の新常
  識」であると指摘している。
 (4) 米国の巨大テック企業が総参戦して生成AIの大競争時代が幕を開け、世界を
  席巻する生成AIの3大トレンドを解説している。
   ① 巨大テック企業が主力サービスに生成AIを組み込む「AI導入競争」で、
    あらゆるアプリがAI導入の対象になっている。
   ② 「AI開発基盤競争」で、競争の舞台は企業が自社データを保管・運用す
    るクラウドになっている。
   ③ 著作権リスクに対応する動きで、画像生成AIの法人顧客に対して、権利
    侵害で訴訟を受けた場合でも補償すると表明している。
 (5) 世界の新興投資が減速する中でも、生成AIだけは別世界で、評価額が10億
  ドル以上のユニコーンに爆発成長する新興企業の中、要注目の海外AIスター
  トアップ25社を紹介している。残念ながら、日本企業は紹介されていない。
 (6) AIやロボットに代替される職業の研究で知られる大学教授が、社会で生成A
       Iの活用が進んでも、人間の仕事として残るのは、人との交流が重視される業
  務で、「顧客との関係を維持したり組織を率いたりするなど人間同士の交流
  が欠かせない場面で、人の役割はますます重要になる」と指摘している。

3 その他の内容

 (1) 人材不足が深刻化する中、人材紹介業が活況を呈し、事業数は10年で7割増
  えている。中でも、最近目立つのが地方銀行や信用金庫といった金融機関の
  参入で人手不足で悩む経営者をサポートしている。
 (2) 資格を持ちながら現場を離れた「潜在看護師(全国で約70万人とされる”消
  えた戦力”)」を掘り起こす試みが始まった。勤務時間の長さなどから復職を
  ためらっていた女性を呼び戻したのは、「スキマバイト」として採用するマ
  ッチングサービスである。

4  「ちょイケじぃじぃの独り言」

  本誌で、①事業者の規模が小さくデジタル化の波から取り残されがちな介護
 業界の悪循環でも、生成AIで「ITシステムの開発にかかる時間とコストが劇的
 に下がり、さらに生成AIならITリテラシーが低い職員でも使いやすい」との声
 ②組織のあり方を見直す企業で「生成AIなどを活用すれば、管理職一人で、よ
 り多くの部下を指揮できるようになるため、中間管理職が不要になり、組織が
 フラットになる」などとの声を紹介している。
  私の現役時代は、先行逃げ切りで目の前にある仕事は早く終えたいタイプだ
 ったので、生成AIがあれば、積極的に使用して空いた時間を自分のために使っ
 たように思う。
  今の現役の多くの人も、プライベートの時間を大切にしたいとの声を聞くの
 で、生成AIは大きな武器になる一方、人間の仕事として残る「人との交流が重
 視される業務」例えば、組織を率いるマネジメントスキルなどの向上に空いた
 時間を使ってもらいたいと思う。
  私は今年の7月で70歳になり、70歳代の10年間は人生における「老いと
 闘える最後の活動期(チャンス)」で、70歳代の過ごし方が「その人がどう老
 いていくかを決める」と言われている。
  私は、10年間以上早朝運動を継続して体は鍛えているので、今、資格試験の
 学習で頭も鍛えたい(頭の老化で記憶力が劣り、びっくりしている)と思ってい
 るので、問題でわからない箇所は解説書を使う一方、生成AIも積極的に活用し
 どんなものかを身近に感じたいと思っている。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレやnotoでの「頭」の筋トレなどで健康
 寿命を伸ばす一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら子育てをする一人
 娘を私なりにサポートしていきたい。

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