「じぃじぃの独り言」: 日経ビジネス(NO2176)

1  はじめに

　　私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
　て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。

2  今回の特集　：　「規制サバイバル」【厳格化する世界を攻略せよ】

　(1)  自由競争を是としてきた戦後の国際秩序は、対立する大国の思惑に左右さ
　　れ、目まぐるしく変化するルールの波に日本は翻弄されてきた。
　(2) 1980年代以降の新自由主義に試練が訪れ、新たな規制が世界で導入される
　　　(データ・環境規制の厳格化、経済安全保障の強化など)
　(3) 規制改革のキーパーソンに聞く「日本企業の心構え」
　　　① 「日本企業には、ルールの隙間を狙って有利な陣地を造る泥臭さが足り
　　　　　　ない」
          ②  「ゼロリスク志向を捨て、イノベーターのために席を譲るよう大企業に
　　　　　　促せるか」

3  その他の内容

　(1)  太陽光発電など再生可能エネルギー事業を巡り、住民の不満を受けて規制
　　条例を定める自治体が目立つ。

4  「じぃじぃの独り言」

　　　「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の本が出るなど、バブル景気で盛り上
　　がる日本経済を知る私にとって、バブル崩壊後の「停滞の30年」で低迷する
　　日本経済は残念である。
　　　また、日本社会の強い力による「日本総中流型社会」も大崩れで、今や、
　　貧富の格差も広がり、日本社会には頼れず「自己責任」の時代になった気が
　　する。
　　　バブル崩壊前に私の中年時代の講話で聞いた「社会には、公助・共助・自
　　助の考え方があり、これからの社会では「共助」が大切である」と聞いたこ
　　とが、懐かしい。
　　　今、テレビで「ワールド・ベースボール」見ながら書いていて、日本が米
　　国を破り14年振りの優勝をし、久しぶりに興奮した。
　　　この元気を日本企業も取り戻し、規制サバイバルなど吹き飛ばして元気に
　　なってもらいたい。