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「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス『超ドミナント企業』【人口減に負けない地域最強モデル】

1  はじめに

  私は「日経ビジネス」を定期購読し、自由時間は十分あるので、気になった
 記事を整理しました。

2  今回の特集 :   『超ドミナント企業』【人口減に負けない地域最強モデル】

 (1) セブンイレブンが先駆け、小売業を席巻してきた「ドミナント戦略(特定エ
  リアに集中出店し、競争優位性を確保する戦略)が岐路を迎えている。
   人口減少社会に突入した日本では、ネットを軸とした消費スタイルが定着
  しているが、新型コロナウイルス禍が襲い、リアル店舗の価値を見直す動き
  も広がっている。
 (2) 地元民や観光客から高い支持を得ながらも、あえて地元エリアからは出ない
  戦略を貫き、地域内で絶大な存在感を示し、足を運ばないと得られないとい
  う希少価値が、域外の客を引き付けるローカルチェーンの事例を紹介してい
  る。
 (3) 大手にも負けないドミナント戦略では、圧倒的な強みを持つことが必要で、
  商品開発や客層、販促のターゲットの絞り込みが結果的に優位性を生んだ企
  業の事例を紹介している。
 (4) 商圏が限られる地域のニーズを深掘りし、地元に精通した人材で解決して、
  地元にとどまりながらも事業領域を広げることで成長を目指す企業の事例を
  紹介している。
   目指す姿は、「ゆりかごから墓場まで」の需要を満たす地域のインフラで
  ある「地域密着➡︎地域土着」。
 (5) ドミナント戦略には地域に浸透してシェアを高められるメリットがあるが、
  手法を誤れば、戦略なき拡大路線に陥り自滅を招いた企業の事例を紹介して
  いる。
 (6) 大手チェーンがしのぎを削り、激しい競争を繰り広げる首都圏には進出せず
  一足飛びに海外に活路を見いだす地方企業の事例を紹介している。

3  その他の内容

 (1) 大手商社の会長が、①2050年には世界人口の3分の2を占め、食料や資源・
  エネルギーも豊富である新興・途上国の「グローバルサウス」に、世界経済
  の成長の重心が移ってきている②特に、インドは平均年齢が28〜29歳で、経
  済成長が加速する人口ボーナス期を迎えているが、日本企業の存在感はかっ
  てほど大きくない③少子高齢化の日本では、グローバルサウスの成長を取り
  込むことは日本企業の成長に不可欠で、不足しているIT人材を海外から受け
  入れ、生産性の向上を図ることも喫緊の課題であると、指摘している。
 (2) 新型コロナウイルス禍が明け、在宅勤務が徐々に解除され、従業員のオフィ
  ス回帰
が進み、出社率がコロナ禍の水準に戻った。
   「オフィス勤務の価値」を戦略的に考える3つのポイントとして、①社内・
  社外との交流の促進②多様な働き方のサポート③データ活用でのレイアウト
  修正を、紹介している。
 (3) 不動産バブル崩壊を受けて中国の景気が低迷する中、消費者の財布のひもが
  固くなり、高級レストランは消費者の選択肢から外れ、「爆買い」の象徴だ
  ったラグジュアリーブランドも中国での売り上げが急減している。
   また、中国経済の不透明から、中国の富裕層が国外移住する動きが加速し
  ている。

4  「ちょイケじぃじぃの独り言」

  バブル崩壊後の「長い長い停滞・低迷」が続く日本社会経済の中、人口減少
 が加わると、本当に大変の事だと思うが、本誌で紹介されている「成功してい
 る企業」
成功要因は、大手の「ドミナント戦略」に負けない圧倒的な強み
 持っていたことだと思う。
  私は、既に現役を引退し、こんな厳しい時代に働いていなくて、本当によか
 ったも思う。
  私が本誌で紹介された色々な事例を読んで今よく思うことは、過去の経済復
 興時に大きく寄与した「日本型社会主義(終身雇用・年功序列・企業別組合等=
 集団主義」が制度疲労を起こし、ガラパゴス化し、今の日本社会経済の問題の
 根底にあるのではないかということである。
  欧米社会(個人主義)の良い所は取り入れることも大切で、これからは「個性
 =自分なりの価値観を持つこと」
が大切になるような気がしている。
  私には「宝物の孫(女の子が二人)がいて、長女は希望して中学受験し合格
 した学校に4月から通学しているが、小学6年生までの可愛らしい姿は今はなく
 日々逞しくなり、成長の速さにビックリしている(ちょっと寂しい気もするが)
  通学し始めた頃は、①友達ができるか②速い学習スピードについていけるか
 ③張り出される成績順位が悪くて学校が嫌にならないかなど、色々の事が気に
 なったが、嫌われる事は娘(ママ)に言ってもらい、私は暖かく見守ることにし
 た(この歳になって嫌われる事は避けたい)。
  幸い、クラスの中に友達ができ、友達と相談してバスケ🏀部に入部(私も学
 生時代にバスケ部に入部していて後輩ができて嬉しい)し、バスケの練習に一生
 懸命に取り組みつつ、友達と遊ぶことにも一生懸命みたいである。
  孫の長女は、既に自分なりの考え方(ガリ勉には、なりたくない)を持ってい
 て、中学1年・2年の間は、学校の成績は2桁の順位(1学年:200名)をキープしな
 がら、バスケの練習と友達との遊びを大切にすると家族に宣言しているらしい
  最大の懸念である学習成績だが、1学期の中間・期末テストでは2桁の順位(後
 ろの方)、夏休み(夏休みの宿題で苦労していたが)明けのテストでは、学年成績
 は58位、得意の数学では15位と、自分の宣言よりも良い成績で、今のところは
 順調でひと安心である。
  この成績をキープすることは大変だと思うが、私ができることは、「孫が自
 分なりの価値観を持った事を喜び、暖かく見守り、できるだけサポートする」

 ことだけである。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレと資格学習やnotoでの「頭」の筋トレ
 で、「老いと闘える最後のチャンス」である私の70歳代を、運に全てを任せ、
 ハッキリした姿勢と「まぁ、いいか」という気楽な気持ち(ありのまま)で過ご
 す一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら子育てをする一人娘をサポー
 トしていきたい。
 


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