飯田線・岳南電車の旅
未明に起き出し始発で中央線へ。高尾を経て松本行きに乗りしばしうたた寝。上諏訪で下車し食料飲料等買い込んで当駅始発の飯田線乗り入れ豊橋行きに乗る。左右どちらが車窓良いか迷うがヤマカンで左窓側席に着席する。これからこの電車に6時間以上乗るのだ。
結局車窓はどちらも関係なくこの日もポカポカ陽気で景色は春霞、そんなことより睡魔が勝った。睡魔と尿意の鬩ぎ合いだった。一人旅では尿意が悩みの種となる。結局この日は帽子や上着、飲み物等残してトイレへ行きことなきを得たが、治安悪化の昨今これがいつまで通用するか?
本を読むことにした。時刻表を別にすると、トルコ語の教科書・地学の教科書・2040年を占う本の3冊を用意している。同時並行的に3冊をちびりちびり読むが結局勝るのは睡魔なのですね、これがまた。
車窓が南アルプスから天竜川に移行する。霞の影響をあまり受けないために、これは充分堪能できる。座席は右でも左でも大差ないようだ。に、しても長い。見どころが終わってからも2時間ぐらい乗らなければならない。
午後4時を過ぎ、陽射しも夕方のそれになってきた。ようやくの豊橋到着だった。すぐに掛川行きに乗り換える。当初はこちらにあるホテルのシングル利用を考えていたが、ほんとかなと一瞬思った満席とのことで、宿はもう少し先の島田市にとってある。明日は金谷からだから島田の方が寧ろ都合良い点もある。
それにしても久しぶりの長旅でクッタクタだ。ローソンで弁当を買い、早々にホテルへ。大浴場で手足を伸ばして温まり、くたりと寝込む。
翌日。
懇々と眠り続けて大井川鐵道は無理になってしまった。岳南電車に的を据え直して、吉原目指して電車に乗る。明日からマスクは自主判断ということだが、みんなどうするのだろう。こんなウザいもの外したいに決まってるいるが。閑話休題。岳南電車は疲れない。短い路線の中に昭和的工業化風景などが凝縮している。そもそも電車の乗り心地や車輌音なども含めて極めてローカル電車している。誰もが気にいるであろう岳南電車は首都圏からも、そんなに遠くない。素晴らしい。
熱海より上野東京ライン、小田原で湘南新宿ラインに乗り換えてほぼ今回の旅程は終了だ。思うところあってこのあと格安SIM会社に使用している3台全部機種変する。イオンモバイルが良かろう。
二日間、密度濃い週末だった。明日から良い一週間が送れるだろう。旅、万歳🙌
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