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マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオを体感する事ができました 官能的な上質さ


マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオを体感する事ができました


フロントマスクの造形美 シンプル エレガント
トライデントが印象的なフロントグリル
グラントゥーリズモといったらこのフロントマスク
ラジエーターグリル


マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ
3L ネットゥーノ V6ツインターボエンジン
550ps 650Nm


0-100km/h加速 3.5秒 最高速度320km/h


新型 2代目は四輪駆動であるが 路面の状態やトラクションの状態からフロントに最大で50%のトルクを可変させるという


リヤの造形美 エキゾーストパイプは4本出し
ディフューザーに目を見張る


ステアリングにエンジンを始動するボタン
走行モードを切り替えるボタンが集約されている


13.3インチのタッチディスプレイと8.8インチの
ディスプレイが並び ギヤの切り替えや様々な操作が集約
されている

官能的な上質さ

マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオを体感
する事ができました。2代目は16年ぶりに完全新設計となり 先代に比べ、若干、大きくなり車高が低く
なり、見た目は先代と、ほぼ変わらず。
少し丸びを帯びたエクステリアとなっている。
リヤのデザインがより官能的な感じになったように思えるが、やはりフロントのラジエーターグリルは迫力がある。シンプルでありエレガント。新設計のプラットフォームは内燃機関とEVで共有されて
いる。先代は4.7L V8自然吸気エンジンであったが、新型はネットゥーノ V6ツインターボエンジンを
搭載。グラントゥーリズモには直4のマイルド
ハイブリッドの設定はなく、モデナ490ps 600Nm。トロフェオの550ps 650Nm。
0-100km/h加速 3.5秒。最高速度320km/h。
2つのグレードが存在する。体感ができたのは
トロフェオ。エンジンはウェットサンプであり
グレカーレと同じコンポーネントを使用しているがタービンはグレカーレよりも大径の物を使用して
いる。新型 2代目は四輪駆動であるが、路面の
状態やトラクションの状態からフロントに最大で50%のトルクを可変させるという。
後輪駆動。GT スポーツ コルサモード
走行モードを設定でき、GTモードでは5000rpm
以上でエグゾーストのバルブが開く。インテリアは黒を基調とした官能的でエレガント スポーティーな室内空間。13.3インチのタッチディスプレイと
8.8インチのディスプレイが並び、ギヤの切り替えや様々な操作が集約されている。フォルゴーレは
電気自動車であり、モーターがリヤの左右輪に
1基づつと、フロントに1基、計、3基搭載されているという。フロントはモーターにオープンデフを 
組み合わせて左右の前輪にトルクを送る構造と
なっている。フォルゴーレはシステムのトータル
出力が750ps。1350Nm。車重は2260kg。
モデナとトロフェオの車重は1795kgなので465kgも重い事になる。バッテリー容量は92.5kWh。
1充電での航続可能距離は約450km。エアベントが
輝くなどの演出を加えている。モデナ トロフェオとプラットフォームを共有しているため、エンジン、トランスミッション、プロペラシャフト
燃料タンクをなぞった形状のバッテリーと
なっている(Tボーンバッテリー)。
あれは何年か前、グランカブリオを体感する事が
できた。4.7L V8エンジンの官能的な音に惚れ惚れ
した。こんな官能的な世界が車にあるのかと。
時は経過し、EVのフォルゴーレが発表された。 
時間の流れを感じると共に、2代目、新型
マセラティ グラントゥーリズモ、EVの
フォルゴーレとプラットフォームを共有し
内燃機関のモデナとトロフェオ。今の今後の
GTカーの形を教えてくれているような教科書の
ような存在に思えた。体感する事ができたのは
幸運にも グラントゥーリズモ トロフェオ
550ps 650Nm ドアを解錠し室内に乗り込む。
上質さとスポーティーさが融合した マセラティの
世界観に溢れたインテリアが迎えてくれた。
かすかな快音を響かせ ネットゥーノ V6ツインターボエンジンが始動した。GTモードでしばらく走行
する。走りは滑らかで上質で洗練されている。
スポーツモードに走行モードを変え 性格が一変したかのように アクセルのレスポンスが鋭く足回りは
若干硬くなり 挙動がスポーティーになる
顕著である。コルサモードに設定しほんの少しだけ アクセルを強く踏んでみる。車は矢のような鋭い
加速を披露しスーッと静止した。物凄い加速感で
あったが どこか洗練されていて上質で官能的で
あった。あの瞬間に副燃焼室は可動していたの
だろう。先代のグランカブリオを体感した時に
エンジン音など とても官能的でスポーティーさが
とても際立っていて惚れ惚れしたが 新型の
グラントゥーリズモは+して洗練されているように
感じた。V8自然吸気エンジンのサウンドや 
エキゾースト音は とても官能的で惚れ惚れするが
V8エンジンからV6エンジンに変貌を遂げても
より官能的で上質的に洗練されていて ますます
惚れ惚れする時間となった。ネットゥーノ V6
ツインターボエンジンのポテンシャルはV8自然吸気エンジンと ほぼ変らない程の感覚を受けた。
官能的な世界観と洗練された世界の融合。
車に乗って移動する気持ちの良さを改めて実感
できる貴重な時間となった


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