これからの時代は窓を開けない生活、設計が基本となる。

こんばんは。
蒸し暑いですね。

本日は関西の都市を仕事でテクテク歩いていました。
もうとても蒸し暑くて不快でしたし、今も室内をエアコンで冷房・除湿しているのですが外にでると蒸し風呂に入っている感覚になります。

そんな熱い日中でも窓を開けてるお宅の多いこと多い事。
日中で28℃80%程の湿度はありますから空気中の絶対湿度(マニアックな話題ですが)は20g/㎥を超えているでしょう。
これは1㎥の空気の中に20gの湿度が含まれているという事です。

ただいま私は同じく28℃の室内におりますが湿度はおおよそ50%あるかないかの環境におり、室内の絶対湿度は13g/㎥程度の環境にいると思います。
1.5倍ほど空気中の水分が違うので肌の感覚が違います。
この時期は空気の潜熱量(空気中に含まれる湿度の量)が快適性を左右するのですが、窓を開ける生活は室外の膨大な湿度を取り込む事になるので健康的とも経済的とも言えないと思います。

ただまだまだ『日本の住まいは夏を旨とすべし』と通風、窓換気を絶対条件とするような設計や提案が多いのですよね。
むしろ大量の湿度を室内に取り込まない、室内は除湿をメインで過ごす。という生活がこれから普及していくような、そんな発信をしていきたいと思います。

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