時折最高:032 友川かずき - 桜の国の散る中を (1980)
ちょうど来週の水曜日にコンサートがあるようなので、今日はこれを選びました。また日本列島に寒波が訪れ、各地で雪が降っている今だからこそ、雪が降る情景で始まるこの曲には相応しいタイミングかも知れません。
長い曲ですが、バンド編成に子供のような歌声、尺八、朗読のような歌のような合いの手、そして恐るべき友川の叫びなど、まさに情念渦巻く圧巻の一曲です。並みのロックバンドなんかじゃ全然敵わないでしょう。
以下に歌詞を掲載しているサイトがありました。
1980年の「桜の国の散る中を」、1981年の「海静か、魂は病み」の2枚を最後にキング・レコードを離れることになりますが、メジャーレーベルからのリリースならではのサウンドプロダクション集大成のようなアルバムです。
友川かずきについて
フォーク歌手 友川かずき、1974年に「上京の状況」でレコードデビュー。
続く「生きてるって言ってみろ」は今でも彼の代表曲として取り上げられる。
1993年に、東京・明大前のレコード店「モダ~ン・ミュージック」が主催するレーベル・PSFレコード(プア・ストロング・ファクトリーの略らしい。プロレスから来ているそうだ)から作品を発表するようになってからはコンスタントに新譜をリリースし、また旧作も一気に再発されるようになった。そして現在まで世界を舞台に活動を続けている。
上記が友川かずき再始動を決定づけたアルバム「花々の過失」です。
近年の演奏が、Sound Cloudにて各種ライブ音源にて公開されています。
「桜の国の散る中を」もありました。
「桜の国の散る中を」ライブ in 東京 - Within the Country of Falling Cherry Blossoms
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