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時折最高:037 小林泉美 - Palm St. (1981)

とてもポップなフュージョン。アルバム『Coconuts High』から。
おそらく演奏形態がフュージョンバンドなだけで、曲想は軽快なポップソングだったのではないでしょうか。歌詞を付けて歌にすることも出来そう。
思わず口ずさみたくなる絶妙なメロディーとリズム。
このメロディーの発明者であるというだけで、小林泉美については一生好意が持てそうです。

小林 泉美(こばやし いずみ、1957年3月25日 - )は、日本シンガーソングライターキーボーディスト音楽プロデューサー実業家[1][2]千葉県船橋市出身、東京音楽大学ピアノ科卒業[1]MIMI名義でも活動[3]

彼女の名前を一躍湯名にしたのは、多分アニメ「うる星やつら」の主題歌を担当したことだったでしょう。

ラムのラブソング

この曲も絶妙なメロディーですね。「Palm St.」にも通じるものを感じます。

これらに先立つこと数年前、彼女は自分のバンドでレコードデビューを果たし、その後高中正義バンドのキーボード奏者としても活躍します。怒濤の数年間です。

1977年、Mimie-Chan Super Band名義でCBS・ソニーからメジャー・デビュー[1]。
1978年、バンド名を小林泉美&Flying Mimi Bandに改める[1]
1979年、EastWest'76の審査員だった高中正義バックバンドに参加。これをきっかけにキティレコードに移籍し、関連会社キティ・フィルム制作の映画やアニメの音楽を手掛けるようになる[1][2]。同時期にPARACHUTEとTHE SQUARE(現・T-SQUARE)に誘われ、PARACHUTEに加入[注 7]。THE SQUAREからも正式にメンバーになるよう求められるがPARACHUTEと高中の仕事の兼ね合いで断る[1][2]
1980年、映画『翔んだカップル』の音楽を担当。
1981年、テレビアニメ『うる星やつら』(フジテレビ)に主題歌「ラムのラブソング」とエンディングテーマを提供。以後、同シリーズのテレビや映画の楽曲を手掛けるようになる。同年、ソロ1stアルバム『Coconuts High』発売。
1982年、2ndアルバム『Nuts,Nuts,Nuts』発売。同年、テレビアニメ『さすがの猿飛』(フジテレビ)に主題歌とエンディングテーマを提供。
1983年、3rdアルバム『TROPICANA』発売。

さすがの猿飛 OP 恋の呪文はスキトキメキトキス

コンガラ コネクション(歌詞付き)星野アイ ストップ!!ひばりくん! ED 伊藤アキラ 布袋寅泰

このエンディングテーマ、かなりがっちりロックバンドの演奏なのですが、なんとBOOWYで有名な布袋寅泰さんも関わっていたらしい。このギターがそうでしょうか?

高中バンドのステージでも、おそらく彼女だろうと思われる姿を見ることが出来ます。

TAKANAKA SUPER LIVE 08 READY TO FLY

現在でも活動は続けておられるようで、近年のライブ映像もありました。

Mimi Kobayashi secret gig at Saruburo(Funabashi, Chiba) 31.10.2020


音楽配信で、大部分の音源は聴くことが出来ますので、興味を持たれた方はぜひどうぞ。

小林泉美

Spotifyもおそらく音源は同じだけあると思います。

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