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Kindle Unlimitedで今なら読める 2023.11-01 音楽関連

今月は日本文芸社の特集で、青年マンガが大量に読み放題対象になっています。100巻を超えるタイトルの8割くらいが読み放題になっていたりとか、30~40巻前後のタイトルがいろいろ対象になっていたりとかで、とにかく冊数は多いです。まあ娯楽作品がほとんどなんですが・・・。

意外にラノベは少ないかも知れません。また文芸は・・・今のところ特筆したいものは見つかっていません。

久しぶりに音楽関連を除いてみたら、ちらほらと新刊などもあったので、気になったものをピックアップ。


東京バックビート族 林立夫自伝 Kindle版 林 立夫 (著), 村田 誠二 (編集)

“バックビート族”が躍動する昭和の東京を舞台に、
後に日本のポップスの土台を形成する音楽家達との出会いの中で、
自らの音楽観を追求し、葛藤しながらもしなやかに時代を駆け抜けた。
今なお音楽シーンの最先端を走り続ける林立夫の半生記。

1970年代初頭から、現在に至る日本ポップスの新たな“起点”となり活躍し続けてきた名ドラマー、林立夫の自伝。50's少年期から60's学生時代、小坂忠や松任谷正隆らと組んだフォー・ジョー・ハーフを端緒に、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレーを経てスタジオ・ミュージシャンとして一時代を築き、80年代“引退”にともなう第二の人生、そして、90年代の復帰から現在の活動まで、あらゆる時代を通して、いかにして音楽的な創造力やセンスを培い、どんな想いで各時代を駆け抜けてきたかを、本人の語りによって明らかにする。青山育ちである著者がさまざまな人間関係を築いた“昭和・東京”、そこには、50'~60'sのR&Rやポップス=“バックビート・ミュージック”に多大な影響を受けた“ギャング”たちがいた。彼らがその後、日本のポップス界に残してきた功績はあまりにも大きい。荒井由実、大滝詠一、大貫妙子、鈴木茂、高橋幸宏、細野晴臣、矢野顕子など、第一線のアーティストと共に、日本ポップスにグルーヴを刻み込んだ最重要人物である林立夫、その存在と生き方に今こそフォーカスするべきである。

◎本書に登場する人たち
荒井(松任谷)由実、安藤芳彦、今井裕、上原裕、内沼映二、遠藤賢司、大滝詠一、小原礼、大村憲司、金延幸子、かまやつひろし、カルロス・サンタナ、桑名晴子、桑名正博、小坂忠、小林泉美、今剛、斎藤ノヴ、坂本龍一、佐藤博、鈴木茂、高橋幸宏、高水健司、寺尾聰、中山ラビ、沼澤尚、深町純、ブレッド&バター、細野晴臣、マイク・ダン、松任谷正隆、松原正樹、MANNA、南正人、南佳孝、村石雅行、村上“ポンタ”秀一、矢野顕子、山本耀司、吉沢典夫、吉田拓郎、吉田美奈子、吉野金次(五十音順) and more

著者プロフィール
林 立夫(はやし たつお)
1951年5月21日生まれ、東京都出身。12才から兄の影響でドラムを始める。1972年より細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆とキャラメル・ママで活動を開始。その後、ティン・パン・アレーと改名し、荒井由実、南佳孝、吉田美奈子、いしだあゆみ、大滝詠一、矢野顕子、小坂忠、雪村いづみ、スリー・ディグリーズらの作品に携わる。70年代、パラシュート、アラゴンなどのバンドで活躍するが、80年代半ばに音楽活動休止。96年、荒井由実 The Concert with old Friends で活動再開。99年から始まったイベント「GROOVE DYNASTY」の企画・プロデュースを担当。2000年には25年ぶりに細野晴臣、鈴木茂と「TIN PAN」結成。2002年、音楽レーベル〈SOFT EDGE〉を設立。現在は細野晴臣、小坂忠、大貫妙子、矢野顕子、等の作品・ツアーに参加。2015年、世界的に活躍するドラマー沼澤尚と共に高橋幸宏、鈴木茂、他が参加するカヴァー・ユニット「AFTER SCHOOL HANGOUT」を結成。

【CONTENTS】
第1章:立夫の素(1950's~early 60's)
第2章:気づいたらレコーディング・ミュージシャンに(late 60's~early 70's)
第3章:キャラメル・ママ~ティン・パン・アレー
第4章:スタジオ・ミュージシャン繁忙物語
第5章:人生の第二幕
第6章:一度自転車に乗れたら忘れない!?
第7章:東京バックビート族から次世代の日本バックビート族へ
◎対談
高橋幸宏×林立夫
沼澤尚×林立夫
伊藤大地×林立夫

林立夫の名前だけでぴんと来た方は、例えばはっぴいえんど人脈あたりの関連レコードを聴いたことがある方ではないでしょうか?

故高橋幸宏さんとの対談も含まれているようですね。

はっぴいえんどの原像 Kindle版 サエキけんぞう (著), 篠原 章 (著)

ということで、こちらははっぴいえんどというバンドに関する本です。

『ゆでめん』から53年、はっぴいえんどとは何だったのか?

細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂から成る日本のロック・バンド〈はっぴいえんど〉の影響力は、それぞれの活躍により、より一層大きなものになった。しかし、その魔法のような音楽がどうして生まれたのか? どんな風に組み立てられていったのか? 70年代初頭の風景にどう共鳴していったのか? 納得のいくような説明を描く本に出会ったことがない。本書では、膨大な資料や、関係者インタビューをひもとき、60年代に彼らが音を出す瞬間までの道のりと、あの音楽が生まれた1970年代初頭のリアルな彼らを現代の視点から描き出す。『ゆでめん』から53年、その現場や、その音楽性の真実に触れながら、今こそ勇気をもって、はっぴいえんどの正体を語り尽くそうではないか! 著者は、パール兄弟他で活躍するミュージシャン・サエキけんぞうとはっぴいえんど人脈とも交流がある評論家、篠原章。

デヴィッド・ボウイ・アンド・ヒズ・ヒーローズ Kindle版 トム・ハグラー (著), 荒木 重光 (翻訳), トニー・ヴィスコンティ (読み手)

ヒーローたちが語るデヴィッド・ボウイの物語

本書は、デヴィッド・ボウイと関わりのあった有名人と本人のエピソードをまとめた1冊です。ジョン・レノンやミック・ジャガーとの友情、ボブ・ディランに嫌われていた話、マイケル・ジャクソンにムーンウォークを教えた説など、これまで語られていなかった内容が満載。スティーヴィー・ワンダー、ジェームズ・ブラウン、マーク・ボラン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、フレディ・マーキュリー、ルー・リード、イギー・ポップ、クリッシー・ハインド、山本寛斎、エルヴィス・プレスリー、サルバドール・ダリ、ウィリアム・バロウズといった偉大なアーティストたちとの300にもおよぶ物語を収録しています。ボウイが憧れたヒーローたち、ボウイをヒーローとして尊敬していたアーティストたち。それらのつながりから、ナイーブでユーモアに溢れた真実のデヴィッド・ボウイ像が浮かび上がってきます。

著者のトム・ハグラーは、BBCのレポーターで、デヴィッド・ボウイの世界的マニア。デビッド・ボウイの長年のプロデューサーであり、盟友でもあったトニー・ヴィスコンティが監修を務めています。

2022年6月16日は、ロック史に燦然と輝く名盤『ジギー・スターダスト』が発売されてちょうど50年。この記念すべき日に、デヴィッド・ボウイの新たなる魅力を発信する1冊『デヴィッド・ボウイ・アンド・ヒズ・ヒーローズ』が登場します!

選曲の達人/GROOVE Kindle版 GROOVE編集部 (編集)

リットーミュージックの雑誌に掲載された人気記事を電子化。特集記事をはじめ、連載セミナーやコラム、インタビューなど多彩なラインナップです。文字の表示サイズが調節できるリフロー型なので、タブレットはもちろん、スマートフォンでも快適にお読みいただけます。

GROOVE SUMMER 2012(2012年6月発売)号の巻頭特集記事「選曲の達人」を電子書籍化。DJプレイの妙味、そして成否の鍵は“空気感を読みながらの選曲”にあります。そんな選曲が支持されている“達人”に登場いただき、秘訣/意見を語ってもらうとともに、選曲の具体例も見ることができます。DJ NORI、DJ EMMA、須永辰緒、沖野修也、DJMITSU THE BEATS、RYUHEI THE MAN、滝見憲司、井上薫、クボタタケシ、SHINCO、D.L、DJ KENTARO、ディミトリ・フロム・パリ、DJハーヴィーという、国内外の人気DJが総出演!

J-POPの和声学 (全3巻) かやのチノ (著)

Technics SL-1200の肖像 ターンテーブルが起こした革命 Kindle版 細川 克明 (著), 石井“EC”志津男 (読み手)

戸川純の人生相談~どうしたらいいかな、純ちゃん~ Kindle版 戸川 純 (著), 山口 慎一 (著)

世界中でバズり中の歌姫・戸川純による、役に立たない人生相談!?

ロックバンド・ヤプーズのボーカルを務め、女優・歌手としてカリスマ的な支持を誇る戸川純。
近年ではTikTokやYouTubeで人気曲『好き好き大好き』がバズを巻き起こすなど、世界中で注目を集めています。
そんな彼女が同バンドのキーボード・山口慎一とともに始めたYouTubeチャンネル『戸川純の人生相談』が、待望の書籍化! 
ふたりがゆる~いテイストで、時に脱線しながら、小5女児から63歳男性までの幅広い層より寄せられたお悩みを解決します♡
書籍限定コンテンツとして、戸川が1980年代に雑誌『宝島』で連載していたコラム『戸川純の人生相談』の傑作選を収録。さらに、本書の読者だけが楽しめるオリジナル新録動画の閲覧リンクもご用意。
"ヤンデレ"でも"メンヘラ"でもない戸川純の、気さくでチャーミングな一面が満載の1冊です!

Analysis of Fela Anikulapo-kuti's Songs (English Edition) Kindle版 英語版 Victory Erickson (著)

2023年10月15日刊行の新刊です。
78ページしかないので、まあ小冊子でしょうか?

たま~に覗くと、時には音楽関連書にも、ちょっと面白そうな読み放題対象
があったりするのでした。


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