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発見記:Ashwak~Arabic~Habibi Funk

今日、購入時にはアルジェリアのライというジャンルの音楽だ、と銘打たれていた、Ashwakという歌手のアルバムを紹介する記事を書きました。

書き終えてみて、改めてこの人のこともアルバムのこともよく分かっていなくて、ライだったのかも不明確・・・、ということを認識しました。他の代表的ライを聴いても似ていないようですし。

ならば、もう少し広くアラブ圏の音楽を聴いてみたら、似たようなものがあるかも知れない、と思いつきました。

それで「arabic」などの単語で検索してみている内に、怪しさ一杯のコンピレーションが・・・。

おおお、これは怪しそう。
第二弾もあり。

ここで「Habibi Funk」という言葉の後ろに番号が付いています。シリーズでしょうか? もっと同じ路線のものがあるのでしょうか?

「Habibi Funk」で検索してみると、どうやらこれはレーベル名のようです。

おおお、上記の記事はなかなか凄い情報密度と分量です。
これでHabibi Funkがなんなのかは分かりました。

この記事に出てくる、ジェイムス・ブラウンのカバーも音源がありました。

ホコリをかぶったレコードの山をディグっていたスターツの耳に、モロッコのアーティスト、ファドゥール(Fadoul)の曲が突き刺さった。その曲のタイトルは「Sid Redad」。最小限の楽器で構成されたシンプルな楽曲は、ジェームス・ブラウン(James Brown)のファンク・アンセム「Papa’s Got a Brand New Bag」のアラビア語のカヴァーだった。

https://www.vice.com/ja/article/7xeb8y/inside-the-label-bringing-rare-70s-and-80s-arabic-funk-to-the-world

YouTube Musicでこのあたりを検索していたら、インドネシア音楽のコンピレーションが目にとまった。

インドネシアの歌謡曲にあたるジャンルのポピュラー音楽も、昔ミュージック・マガジンとかで中村とうようさんという評論家の方が書いていたなあ、なども思い出しつつ。かろうじて個人名を覚えているのはエルフィ・スカエシくらいだったが、ちゃんと存在してた。

興味はあれど、投資には躊躇う・・・、というくらいの関心度だったので、大昔にLP1枚(日本盤)試しに買ってみた程度だった。

あと、カンボジアでは共産革命が起こる前の時代には、かなりサイケ、ガレージ寄りの音楽が存在していたらしく、1996年のコンピレーションがきっかけとなり周知されるようになった。

これを聴いて面白く感じた人は、SpotifyやYouTubeで相当数が聴けるので、ぜひ楽しみながら探索してみて欲しいですね。

そういえば、日本でもタイのガレージ(?)みたいなのを集めたコンピレーションが話題になったことがあったなあ、と思い出しました。これもなかなか刺激的。この「Thai Beat A Go-go」というシリーズ、Vol.4まで配信音源がありました。

サブスク系の配信サービスで一番ありがたかったのはこのあたりのジャンルかも知れないです。現物の入手が、恐らく極めて困難でしょうし。当たりハズレを気にせず探索出来ることだけは、配信サービスの100%勝利だと考えています。

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