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お盆に実家に帰りたくない

そろそろお盆がやってくる

「いつ帰ってくるの?」という親からの連絡を一旦見なかったことにする

実家に帰らなきゃと思うと気持ちが沈む

帰らないといけないのがプレッシャーだ

親と喧嘩しているわけでも、何か後ろめたいことがあるわけでもないのに、なぜ帰りたくないのだろう

今回は、お盆に実家に帰りたくない理由について
考えてみようと思う


  1. せっかくの休みを帰省に使うのが嫌

  2. 仕事やプライベートのことにとやかく言われるのが嫌

  3. 実家に帰るメリットがない


  1. せっかくの休みを帰省に使うのが嫌

    私は2019年に社会人になり、平日の5日間は会社に捧げるという生活をかれこれ3年半続けている。休日は、私たち社会人にとってとんでもなく貴重なものだ。私の会社は、お盆休みはは会社として公式なお休みではなく、普通に働いている人もいるので、私が申請し、有給として私が勝ち取った束の間の休息である。アクティブな人間ではないので、どこかにいく訳でもないが、我々社会人にとっては本当に本当に貴重なのである。その貴重な休日を、実家に帰るために使うことに少し抵抗があるのではないかと思う。

  2. 仕事やプライベートのことでとやかく言われるのが嫌
    親とは、常に子供のことを心配するものである。(親になったことがない私がいうのもおかしいが)なので、実家に帰ると近況について細かく確認が入る。仕事は順調か?どんな仕事をしているか?少し痩せたのでは?彼氏はいるのか?小学校の友達〇〇ちゃんは近頃結婚したよ。等。私たちはその設問一つ一つについて、なるべく心配をかけないように明るく、応えないといけない(と私は気負ってしまう)特に私は、自由に生きているタイプなので、転職もチャンスがあればしたいし、まだ結婚についても深く考えたこともない。なのに、親の前では少し親の求める人物像に無意識に寄せてしまう。そういう無意識な背伸びをすることに、多少のストレスは感じるものだ。

  3. 実家に帰るメリットがない
    ここまでで、散々言っているが実家に帰ることは私にとって肉体的にも精神的にもマイナスなことが多いのである。加えて、実家に帰ることで何か得るものがあるか?というと、
    「安らぎ」「母の手作りご飯」「金銭的援助」だろうか?大学生で東京で一人暮らしをしていた頃は、この3つを求めてよく帰省していた。ただ、社会人になってパートナーもできて、安定した収入を得て、人並みには料理もできるようになった今、メリットは無くなったのである。


ここまで、3点の理由から実家に帰省したくない理由を考えてきた。私のことをここまで育ててくれて、帰ってくるのを心待ちにしている両親に対しては、とんだ親不孝者だと思う。

親が元気なうちに会って、親孝行をするべきだと思う。特に、久しぶりに会う親に、いい顔をしなければと勝手に気負ってストレスを感じているのは私個人の本当に勝手な気負いであると思う。

人それぞれ家庭の事情はあって、実家に帰ることを心待ちにしている友達もいる。実家に住んでいて仕事や恋愛な悩みを常に両親に相談している友達もいる。親のことを大切にしているパートナーの話を聞いていると、なんとなく心が痛い。

そんな中、ネガティブな気持ちは発信しづらさがある。でも、こんな自分のネガティブな感情を分解し、文章化することで、少し気持ちが楽になった気がする。

感情は、誰にも理解されなくたってよいのである。
私はこんな感情を心に抱えながら、帰省を楽しみに待つ両親のために、葛藤の中、

今年もお盆は実家に帰ろうと思う。


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