見出し画像

【断捨離】kindle unlimitedを解約してみた

今年に入り、「お金の大学」という本を読んで感化され、支出を見直し始めた。

その一つがサブスクリプションサービス。
特に、kindle unlimitedだ。
解約してはや2ヶ月。
生活の変化についてお伝えしたい。

kindle unlimitedに登録した理由

そもそも私がkindle unlimitedを契約したのはコロナ禍での自己投資のためだった。

一か月1000円もせずに何万冊もの本が読める。

さらに、ビジネス書だけではなく、小説やファッション雑誌まで読めてしまう。月に何冊も読まなかったとしても、雑誌を一冊買うだけで700円くらいはかかってしまうのだから絶対に得だと思って契約した。

専用のkindleペーパーホワイトも購入して、これでいつでもどこへでも何万冊もの本を持って出かけられるぞ!と意気込んだ。


思ってたのと違ったunlimited生活

雑誌が読みにくかった
せっかくのファッション雑誌も、kindleペーパーホワイトでは白黒になってしまう。そうなると、タブレット端末を持っていない私はスマートフォンで読まざるを得なくなってしまうのだが、これが非常に読みづらかった。

その結果、元を取るために読もうと思っていた雑誌を読むことができなくなってしまった。

kindleペーパーホワイトの操作感がしっくりこなかった
紙の本を持ち歩くよりずっと便利だ!と思っていたkindleペーパーホワイトだが、これが意外とそうでもなかった。

まず、重さ。確かに紙の本を何冊も持ち歩くより軽いが、そうはいっても意外と重い。いつしか持ち歩くのが億劫になってしまった。

さらに、動作の若干の遅さがストレスになった。紙の本ならば読みたいページをぱっと開けるが、kindleの場合は読み込みを待たなければならない。2,3秒くらいなんでもないと思っていたのに、ずっと使っているとこれが意外とストレスになった。ページをめくる速度も自分にとっては遅く感じてしまった。

そして決定的だったのが、私が「紙派」だったということだ。

本を読んでもなかなか頭に入ってこない。特に資格試験のための本が顕著だ。ここで、私は紙でないと本が読めないのかもしれないと思い始めるようになった。

いつでも読めると思うと読まなくなった
kindleは非常に便利だ。家にいながら指先で何万冊もの本に出合える。そして、返却期限も何もない。

私にとってはその便利さがかえってあだとなり、本を読むペースが遅くなってしまった。

これらの要因からkindle unlimitedを解約し、約三年ぶりに公共図書館の利用者となった。


解約後の生活

kindleに比べると利便性が下がってしまうのではないかと心配していたが、全くそんなことはなかった。

まず、設備面での進化に驚いた。ネット上で予約しておいた本が用意できるとメールがきて、自動貸出機で図書館の営業時間外でも借りることができる。

さらに、私が利用している図書館は最寄り駅に併設されているため、出退勤の際に気軽に立ち寄ることができる。そして、返却ボックスも改札のすぐ横にあるため、出勤時にささっと返却することが可能である。

そして心配していた本のラインナップだが、それも全く心配無用だった。話題のビジネス本や小説、雑誌まで、市内の図書館すべてから取り寄せることができるため困ることは全くない。また、返却期限が設けられているために本を読むスピードも上がった。

無料でこのようなサービスが利用できるなんて本当に素晴らしい世の中だと思う。


解約はどんな人におすすめか?


・図書館から近い人
・一度に大量の本を持ち歩かなくていい人
・何だかんだ紙派の人
・Kindleで出版された本を読まなくていい人

ここまで図書館利用のすばらしさを語ってきたが、図書館がしっくりくるのはこんな人だと思う。

月980円だとして一年で11,760円。

三年契約していれば36,280円の計算だ。

kindleを解約したことで、その金額を浮かすことができた。しかも、読書生活の質は下がることなく、むしろ上がっている。

微々たる金額かもしれないが、私はその浮いたお金で他のジャンルに自己投資していきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?