贈り物の受け取り方と面倒くさいマインドセット
たまに「なにかほしいものある?」って聞かれること、ありますよね。
誕生日が近かったり、なにかのお礼だったり、旅行のお土産だったり。
私も気が付いた時に仲良くしてもらっている人に贈り物をすることはあるのですが
それが受け取る側になると途端に困ってしまいます。
ぼんやりと理解はしているのですが、自分なりに言語化してみます。
ほしいものがない……
根本を覆すような話になってしまうのですが、私はあまりほしいものがありません。
物欲がないのではなくて、ほしいと思ったときにはすぐに買ってしまうのでほしいけど買ってないものが基本的にありません。
ほしいけど買えないものはたくさんあります。
でもそれってお値段の問題だったり、いま手に入れてもしょうがないものだったりするんですよね。
だから誰かにプレゼントしてもらうのは申し訳ないくらい高価だったり、この瞬間には別に要らないものだったりでおねだりするのはどうかなあって考えてしまいます。
なんの気兼ねも衒いもなく税金分を含めて1億円をポンとくれるなら受け取りますけど。
返答が難しい……
それから受け取ったときになんて言えばいいのかわかりません。
「ありがとうございます!」だけで十分だとは思うのですが、それ以上のコミュニケーションを求められるとどうするべきかよくわからないんですよね。
贈り物の説明をしてもらうこともあるのですが、その場では「そうですか」くらいの感想しか出てこないタイプで…
あとから聞きたいことが生えてくることもあるので、それがすぐに引き出せればいいのですが上手くいかないものです。
私も贈り物をするときには余計なことを言わないように気を付けます。
つい言いたくなるんですよね、選んだ経緯とかちょっとした豆知識とか。
ほしいものじゃなかったら……
これはもうたいへんに失礼な話なのですが、受け取ったものがほしいものではなかったときってどうすればいいんでしょうか。
私はとっても素直な性格なので顔に出ているんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいます。
具体的な例をお出しすると申し訳ないのでふわふわした話になりますが、すでに持っているものだったり日常で使う場面がちっともないものだったりってお礼は言ってもちょっと変な感じになるような気がします。
食品ならハズレは少ないかもしれませんが、あまり好きでなかったり、諸々の事情で食べられないものだったりすることもあるのでちょっと難しさありますよね。
私は漬物以外はなんでも食べられるのである程度は喜んで受け取りますが、高級な奈良漬けをもらったりするとちょっと困ってしまいます。
絶対に食べない!というわけではないのですが、すこし食べて腐らせてしまうかもしれません……
私から誰かにプレゼントをするときは事前にリサーチはしていますし、万が一を考えて「もし持ってたらゴメンね!」くらいの軽いテンションを演出するのですが、お相手の心中は計り兼ねています。
食品を贈りたいときはお相手の食べられないものだけ聞くようにしています。
ご飯に誘うときも同じような手口を使います。
贈るより贈られるほうが難しい!!
俯瞰してみると結構面倒くさい性格をしていますね。
まっすぐに「ありがとうございます!」だけ言っておけばいいのに、考えなくてもいいことを頭でこねくり回してしまうせいで墓穴を掘りに掘りまくっているかもしれません。
嬉しいのは嬉しいんですけどね…感情表現が下手なのかもしれません。
まずは口角をブチ上げることから始めようと思います。
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