学生時代が終わってしまう

一般的な学生では最長の学生期間を過ごしたと思う。
僕は大学院修士2年であり、大学生を計6年間、小学生と同じだけの時間を過ごした。

僕が学生だった期間は、小学生から数えると18年だ。
長いようで短くて、やっぱり長くてもういいかなって思う今日この頃。

みなさんは自分の学生生活を振り返るとどうですか?
充実していたり、やりきれなくて後悔があったり、、。

僕も振り替えると充実と後悔の大学生活でした。
誰もができない経験を若さの勢いだけでやってみたり、普通の学生のようなわちゃわちゃする経験はせず後からうらやましかったり。

残り2か月の学生生活。
結局お金が無くて卒業旅行は行けそうにないし、アルバイトと残りの研究をやり切ることで終わってしまいそうで怖い。


本来は大学院には進学する予定はありませんでした。
ただ、研究を始めてみたら面白くて。
世界がまだわからないことを自分が解明していく過程は本当にわくわくしたし、自分が使っているプログラムを修正して動作したときは全能感が感じられたし、結果が出れば自己肯定できて自身が持てて。

たくさん人としてやってはいけない失敗をして、限界を超えてでもやり切って、良い研究結果が出てその年の日本を代表する研究の一つとして世界でも名誉ある学会への参加権を書くときできて、自分でも一人単身で海外の国際学会に参加して、世界の広さを感じて、自分のやりたい仕事を見つけることができて、でもやっぱり最後の最後でお金が足りない状況で結局必死にアルバイトしてるし、

誰かが羨むような大学院生活じゃなかったかもしれない。
だけど、やっぱり大学院生になってよかった。
心からそう言える。
清々しく、曇り一点無く言える自分が嬉しい。

これから僕は、社会人としてきちんと生きていけるのだろうか。
分からない。
少なくとも、残り2か月を必死に生きて、いつか振り返ったときに思い出せる1シーンで在りたい。

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