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中部の観光③ 岐阜県・愛知県

全国の観光協会をリサーチするシリーズの第九回目。
今回は前回に引き続き中部の二県です。
同じ山地エリアですが長野のオープンなイメージに比べると一見暗めに感じる岐阜県、工業都市で見るところがないと思われがちな愛知県。
日本の真ん中に位置し、交通アクセスにも恵まれた両県も魅力的です。

岐阜県


岐阜県は日本の観光名所が詰まった宝庫で、その魅力は多岐にわたります。まずは何といっても飛騨高山です。
美しい歴史的な町並みが広がり、伝統工芸品の魅力に触れることができます。
更に奥まったエリアに位置する白川郷は合掌造りの集落で四季折々の風景が楽しめ、世界遺産に登録されています。

岐阜の代表的な祭りである高山祭は、迫力ある山車のパレードで賑わい、日本三大祭りの一つとして知られています。
岐阜城や中山道の宿場町も歴史的な名所として訪れる価値があります。

飛騨牛や郷土料理、美濃陶磁器などの食文化も楽しめ、岐阜牛の贅沢な味わいは絶品です。岐阜県には清流が多く、カヌーや川下りなどのアウトドアアクティビティも楽しめます。

また、岐阜県は温泉地も点在し、美しい自然と温泉で心身を癒すことができます。
岐阜県は日本の歴史と文化、美しい自然、美食、そして伝統工芸品の宝庫で、訪れる人々に魅力的な体験を提供してくれます。

愛知県

愛知県といえば産業観光の先進地。
何といっても自動車産業の中心地として有名です。
自動車メーカーの本社や博物館、航空宇宙産業の拠点でもあり、様々な切り口で産業観光が楽しめます。
また、食品産業や酒造文化も魅力的で、地元の美食や地酒を楽しむことができます。
一方で名古屋城に代表される歴史・文化との融合も魅力です。
常滑や瀬戸などが代表するな伝統工芸や熱田神宮や豊川稲荷などの宗教的な魅力もあります。
また、海岸線に多数点在する美しい温泉地では心身を癒すこと、食の面では名古屋コーチンや名産の味噌、納豆、日本酒を堪能できます。

これらの要素が一体となり、愛知県は歴史、文化、産業、美食、アクティビティなど、多彩な魅力が広がる素晴らしい観光地となっています。

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