本帰国後のインターネット回線はどうする?
海外から本帰国をして困るのがインターネット回線だと思います。
本帰国直後、筆者がいろいろと試行錯誤をした結果、一番お安いと考えている方法を紹介したいと思います。
通信量が無制限に近いのは、楽天モバイルとUQ WiMAXになるので、この2つの回線に関して検討します。
1.楽天モバイルの検討
まず、検討する価値があるのが楽天モバイル。
月額が最大でも2,980円+税です。(最初の3ヶ月は無料)
最近では、提供エリアも拡大しており、東京23区をはじめとする大都市圏では、屋外で問題なく通信できる状態にあるかと思います。(屋内は注意)
日本での居住地(隔離ホテルではない)で、楽天モバイルのエリア内かを調べましょう。
こちらから調べることができます。
居住地が楽天モバイルのエリア内であれば、次に、スマートフォンで楽天モバイルの電波を受信できるかを確認します。
楽天モバイルのエリア内でない場合、2の「UQ WiMAXの検討」に進みます。
楽天モバイルのエリア内の場合は、そのまま進みます。
確認方法は、スマートフォンで、設定(Setting)→接続(Connection)→モバイルネットワーク(Mobile networks)→ネットワークオペレータ(Network operators)
そこで、自動選択(Select automatically)がオンになっている場合は、解除してしばらくすると、次のような画面になります。
このように「Rakuten」または、「44011」と表示されば、電波は来ていることになります。
上図では、「Rakuten」が2つ表示されていますが、1つは、auのパートナー回線です。
「Rakuten」が1つしかない場合は、auのパートナー回線のみしか電波が来ていない可能性が高いです。
表示されなければ、楽天モバイルの電波は受信できないことになり、2の「UQ WiMAXの検討」に進みます。
楽天モバイルの電波確認ができましたら、楽天モバイルと回線契約しましょう。
通信速度制限は、1日で10GBを超えた時点以降、翌日の午前0時まで3Mbps程度になります。
申し込んでから2日程度でSIMが送られてきます。
2.UQ WiMAXの検討
次に、検討すべき回線はUQ WiMAXです。
UQ WiMAXでは、15日間のお試しができる「Try UQ WiMAX」があります。
最初の2週間程度は、このTry UQ WiMAXでどの程度使えるかを確認しましょう。
また、Try UQ Mobileもありますので、ついでに、両方申し込みましょう。
借りれる物は借りましょう。
通信速度制限は、3日で15GBを越えると、その日の18:00から翌日の2:00amまで1Mbpsになります。
申し込んでから1~2日で、モバイルルータ、UQ MobileのSIM等一式が届きます。
3.楽天モバイルの通信確認
手持ちのスマートフォンにSIMを入れて、電波強度と通信速度を確認しましょう。
使うアプリはこの2つです。
まずは、LTEのBandと電波強度を確認するアプリです。
このアプリは、Android版のみとなります。
iPhoneの場合は、こちらで確認できます。
2つ目は、スピードテストアプリで、すでに手持ちのがあればそれもで構いません。
楽天モバイルの電波を受信できれば、このような感じで、楽天モバイルのBand3での電波強度がdBmがマイナスで表示されます。
Band18が表示されれば、auのパートナー回線なので、楽天モバイルオリジナルの電波が来ていないことになります。Band3になるまで電波を探します。どうしても、Band3にならない場合は、Band18非対応の端末にSIMを入れて確認する方法があります。
経験上、約-90dBm以上の強度があれば問題なく送受信できるレベルです。
一応、確認として、アプリを使って通信速度も測定しておきましょう。
楽天モバイルの特徴は、ダウンロード・アップロードの両方で高速です。
20Mbps以上の速度が出ていれば、問題ない速度です。
電波強度が-90dBm以上であれば、その程度のスピードは出ます。
筆者の場合、当初の電波強度は-110dBm程度で、ベランダ近辺のみでしか通信ができませんでした。
4.UQ WiMAXの通信確認
おそらく、電波が届かなくて通信できない場所はほとんどないと思います。
届いたモバイルルータをスマートフォンに接続してから、スピードテストアプリで、通信速度を確認しましょう。
ダウンロードは、20Mbps程度以上、アップロードは、4Mbps程度になるかと思います。
また、Try UQ MobileのSIMでUQ Mobileも試しておきましょう。
ただし、音声通話はできないようになっています。
5.各通信確認の結果からどうするか?
Try UQ WiMAXの借用期間が15日、実際には、貸出後到着までの時間と返却の時間を考慮すると13日程度になります。
その間に、楽天モバイルにするか、UQ WiMAXにするか、もしくはその両方にするかを判断することになります。
楽天モバイルは、1日10GBまでと制限があるもののその後は、3Mbpsという実用可能なスピードです。
一方、UQ WiMAXは、3日で15GBまでなので、PCで使用すると、3日目から毎晩はずーっとこの速度制限にかかります。
以上より、結論をまとめると以下のようになります。
5-1.楽天モバイルで問題ない場合
楽天モバイルをインターネット回線として使いましょう。
楽天モバイルの申し込みはこちらからです。
現在(2021年7月時点)では、最初の3ヶ月は無料で、その後は通信量により料金が決まります。(最大2,980円+税)
5-2.楽天モバイルは問題があるが、UQ WiMAXは問題ない場合
UQ WiMAXのレンタルをオススメします。
レンタルをオススメする理由は、モバイルルータを用意する必要がなく、レンタル期間が自由に選べることです。
DMMいろいろレンタルからレンタルします。
当初、筆者の場合はこれに該当し、[W05]WiMAX回線 モバイルWi-Fi ホワイト×シルバーを6ヶ月レンタルしました。
レンタル料金:16,200円、送料:1,100円でした。(2020年8月下旬の価格)
5-3.両方とも問題があり使用できない場合←New
楽天モバイルもしくはUQ WiMAXの電波が入らないエリアは極めて少ないと思いますが、その他の方法として、固定回線もしくは、mineoのプランにパケット放題プラスを追加する方法があります。
ここでは、mineoのプランにパケット放題プラスを追加する方法をご紹介します。
月額を最小に抑えるには、mineoのシングルタイプ(データ通信のみ)で1GBプラン(月額880円)にします。
その上で、パケット放題プラス(月額385円)を追加します。
そうすると、月額が1,265円で、高速通信は毎月1GBまでで、1.5Mbpsの速度で、容量は無制限で使用できます。
ただし、速度制限が3日間で10GB以上でかかりますが、実用上、通信速度1.5Mbpsでこの通信量には到達することが困難だということを聞いています。
高速通信の容量を増やしたいのなら、1GB以外に5GB, 10GB, 20GBのプランがあります。
10GB以上のプランであれば、パケット放題プラスが無料となります。
各シングルプランにパケット放題プラスを追加すると以下のようになります。
1GBプラン+パケット放題プラス:月額1,265円
5GBプラン+パケット放題プラス:月額1,650円
10GBプラン(パケット放題プラス込み):月額1,705円
20GBプラン(パケット放題プラス込み):月額1,925円
只今、パケット放題プラスを2021年8月31日までの申し込みで、3ヶ月間無料キャンペーンを実施中ですので、3ヶ月間だけ月額880円で使用できます。
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