見出し画像

AnkerMake M5の3Dプリンターを使ってみた感想

AnkerMake M5を1週間程度使った感想を記事にしたいと思います。
全般的に、簡単に印刷でき、満足度は高いですが、注意すべき点もあるかと感じました。


良いところ

1. 簡単に印刷できる

前回の記事でも書きましたが、取説通りに組み立てた後、調整等は特にせずに、簡単に、しかも、綺麗に印刷できました。

最初に印刷した3DBenchy

注意するところ

1. フィラメントを使い切った時

付属のフィラメントは150gで、思ったよりも量が多いなと感じていましたが、何回か印刷していると、印刷の途中でそのフィラメントが無くなりました。(Sliceソフトで、必要なフィラメントの量により、途中でフィラメントがなくなることはわかっていました。)
そこで、予め準備していたフィラメントを停止させることなく、うまく繋げようと試みましたが、失敗しました。

フィラメントの最後端がヘッドの左側のフィラメント挿入ユニットに入った瞬間に、フィラメントが無いと、アラームが発生し、停止しました。このことから、このフィラメント挿入ユニットにフィラメント有無センサーがあることがわかりました。

フィラメント挿入ユニット

そこで、予め準備していたフィラメントを挿入して、再開させ、フィラメントを押していると、このまま自動でフィラメントがヘッドに供給されそうだったので、手を離して、しばらく、印刷させました。
しばらくして、印刷されたものを見ると、新しいフィラメントで印刷されていないことがわかり、印刷を強制終了させました。
その後、再度、印刷するには、時間がもったいないので、足りない部分だけのモデルを作成して、印刷しました。
そうして出来た2つの印刷物をエポキシ接着剤で、接着しました。

接着剤で一体化

下側が、付属のフィラメント、上側が、新しいフィラメント。
同じ白でも、色が異なっています。

加減速時の振動が大きい

最初は、この3Dプリンターを置くための台がなく、以前購入したPC作業用の小型の昇降デスクに置いて、印刷していました。
ヘッドのXY方向に移動する時の、加減速で、デスクが揺れて、かなり振動が発生するなと感じました。
小型の昇降デスクは、柱が中央付近に1箇所のため、少しの揺れでも耐えれません。
そこで、今週、アマゾンのタイムセールで、耐荷重の大きいプリンター台を購入したところ、気にならない程度の振動に収まりました。
柱が4本の台は必須のようです。

プリンター台(総耐荷重:90Kg)に設置

フィラメントが溶けた匂い

当然のことですが、フィラメントを加熱溶融させて、下から積み重ねて印刷する方式(積層型)なので、プラスティックが熱で溶けた時の匂いが発生します。
換気が必要だと感じましたが、集合住宅なので、部屋には換気装置がないので、ちょっと離れたところにあるキッチンのレンジフードをできるだけ稼働させています。
対処方法は、カバーをして、そこに、脱臭装置などを付けることでしょうか。

ヘッドのファンでヒーターからの熱い空気が吐き出される

これも、当然のことですが、ヘッドに両サイドに設置されているファンから熱い空気が吐き出されるので、部屋の温度が高くなり、暑くなります。
対処方法は、カバーを設置することでしょうか。

ヘッドから発生する熱い空気に注意

今回は、以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?