ネトフリの「クイアアイ」をみると毎回泣いてしまう

Netflixでやっている番組「クィアアイ」を見ると、毎回泣いてしまいます。
初代アメリカ版私は見ています。

アメリカ南部は、封建的、いまだに!

シーズンごとにいろんな地域に行きますが、シーズンを通して、アメリカ南部が若干多い感じがします。
アメリカ南部と言えば、南北戦争の舞台ですが、黒人の奴隷制度を昔からやっていた場所であるせいか、信じられないことに、いまだにその名残があるそうです。
柔らかく言うと、保健的な社会で昔気質な思想の持ち主が多く暮らしているそうです。そのため、差別的な発想を持つ人も多いので、ゲイの人たちは暮らしづらい地域といえます。

新シーズンが始まった

最新シーズンが始まり、一気に見てしまいました。シーズン5だったかな?コロナの時期に撮影が中断して、久しぶりの再会もあったのか、少しだけみんな老けた感じがしました。でも自然のことだから全然普通。

その中でも、黒人のカラモさんは逆に若返っていました。どうやら新しいパートナーができたみたいです。良い恋愛は人を内側から輝かせるってほんとですね。

アメリカ版が世界的にヒットしたことで、ブラジルやロシアなど、他の国のクイアたち(LGBTQ + αの人たち)のバージョンもあります。個人的にはブラジルバージョンが気になってます。1話のはじめだけ見ましたが、ラテンのノリが明るくて惹かれました。

どんな番組か?

登場人物がゲイ5人組のイケメンです。全員アメリカンを中心としてビジネスで成功している凄腕でもあります。
彼らは今でこそ有名であり、成功者ですが、そこに行く着くまでの間ゲイであるが、故に、差別や偏見を受けているので、人の心の痛みに寄り添う能力がとても高いです。


この番組は現状に悩みがあり、一方踏み出したいけど、どうすればわからない人たちの背中を押す役割として、彼らが、相談者の家や職場に訪れて実際にどうすればいいかを1週間かけてプロフェッショナルに解決します。

相談者の中には、自分が相談したくせに、兄に対して偏見を持っていて、差別的な行動をとる人もいました。シーズンワンだったと思います。
クイアたちのあまりにも素晴らしいホスピタリティーと心の美しさを目の当たりにして、相談者は偏見を持っていたことを謝り感謝していました。

彼らがやってくれること

1.基本的に家の内装丸ごと変えるし、家の庭を大胆に変えることもあります。

ホームレス支援のためのプレハブをたくさん作ることもあったし、動物を飼うための大きな倉庫を作ることもありました。

2.外見を大胆に変えます。

ヘアスタイルとファッションです。
それぞれの人にフィットした洋服を選んで、大量の関係の洋服をプレゼントしてくれます。

中には、金銭的なことを気にして、前歯の差し歯を入れられなかった人のために、素晴らしく、ヒットした前歯を番組持ちで入れてくれたこともあります。
よほどコンプレックスだったらしく、前歯を入れた途端、号泣していて、性格も明るくなりました。

3.料理の作り方を教えます。

簡単だけど、持続的に作れるヘルシーでおいしいものをプロが教えます。

教えている間に彼らの悩みの核心に迫る質問は、イケメンの料理人の人が聞き出して前向きな気持ちに持っていきます。

彼は、ソフトなアランドロンのような外見をしているので、他の人が言うときつく聞こえるようなことも、彼が言うとなぜだかソフトな印象に聞こえてしまうのが素晴らしいと思う。彼が言う言葉だからこそ、みんな耳を傾けるんだと思う。

4.有資格者の心理カウンセラーが、悩みの核心を解き明かし、心をほぐす。

がっつりと相談者の悩みの核心に迫るに心をほぐすプロです。ほとんどの人が悩みを自分でもわからないように包み、隠して心の奥底にしまっていると思います。それを隠すためにファッションやまでの行動なのでごまかしていたりしますよね。
相談し、本人も忘れてしまっている。本当の悲しみや心の闇を黒人のカラモさんは、彼らの生活する部屋や言動などを通してズバッと見抜いてしまいます。

大体みんな、元は明るい雰囲気で喋っていますが、話すうちに自分が隠していた心の奥底の本音に気がつき、ぽろっと口に出てしまいます。

例えば、
悲しい思い出が詰まっている場所を離れようと思えばできるのに、しない女性がいました。
離れない理由を彼女は当初は自分を求めている人がいるから、ここで仕事をしなければいけないと言っていました。
でもカウンセリングを続けるうちに、本当は離れ離れになっていた、7人の子供たちに会うのが怖いから、この間に続けていると泣きながら本音を語るまでになりました。

隠していた怒りや悲しみ、恐怖に対面することで大体の人が泣きます。そしてすっきりした気持ちで新しい生活に踏み出すことができるようです。

全体的に家の大改装みんな喜んでる感じがします。金額も凄いし、見た目もスタイリッシュになるから、泣いて喜ぶ人がほとんどです。

今回の相談者たちに共感

今回の相談者たちは、特に頭が良くて、優しくて心が繊細な人たちが多かったです。
アメリカ人と言えば、日本よりも本音トークが多くて、自分の主張を常に言わないと生きていけないから、強い人間が多いイメージでした。

車いすの人やゲイの人が、アメリカ南部に暮らしていると、差別的な暴言を吐かれたり、小声で悪口を言われたり、視線で差別的なものを感じるそうです。

今回の相談者は暴言を吐く人たちと同じ土俵に乗らないタイプの人たちでした。みんな自分が我慢することで、相手が不快にならないような行動をとる人たちばっかりでした。

みんなアクティブでアウトドアタイプの人たちだったのに、差別的な人と接する機会をなくすためにインドア派に転じてしまっていました。

洋服も好きな服を以前をしていたけど、レズビアンだと陰口を叩かれるので、特定の野球球団のユニフォームやTシャツを着るようになっていました。野球の球団のファンであると一目瞭然でわかる洋服を着ていれば、たとえ指を刺されても、〇〇球団のファンなんだと言われていると思えるからだそうです。

自己犠牲をして幸せな生活を送っているのは残念ですが、自分の心を守るために考えた自衛の手段として、すごい頭がいいなと思いました。

でも、他人の幸せを優先するが、あまり、自分が不幸せになる必要はないんだと、5人に説得されてみんな明るくなってきました。

他人を優先してしまう彼らには、自分がしたいときに、幸せかと言うことを思い出させて、外見や空間、心理カウンセラーにより自信をつけさせてきました。

他人が差別的視線を送ったり、陰口や暴言を言う事は止められないけれど、自分らしくいられるカッコいいファッションをすることで、逆に「見たいんだったらみろよ」と思えて、堂々とできるファッションをするようになりました。
この精神はすごくいいですね。

てゆうか、アメリカ南部を抜け出して、都会的な街に引っ越したらいいんだけどなぁとつい思ってしまいました。

許容範囲がある街ではなく、全部を受け入れてくれる街に住んだほうが本当は1番手っ取り早いですよね。自然とそうやって棲み分けしていくことが心の負担を減らしていくんじゃないかなと。
でもきっと彼らの仕事だったり、家族だったり、もしくは費用面において引っ越せない事情がある人もいるかもしれませんね。

都会と田舎/昔と現在の自衛手段は違う


ニューヨーク何かだとそういうことをされると、倍返しに暴言を言い返したりして自衛することがあると聞きます。
(暴力に発展しそうだから、怖い人手段にも思えますが)

美輪明宏さんも、若い頃から差別的な暴言対して、それを上回る、相手が言葉を失うほどの汚らしい言葉を投げつけて、自分の身を守ったと言っていました。
でも今は時代が変わったので、最低の相手と同じ土俵に上がって、汚い言葉を吐くのは建設的じゃないような気もしています。

私はいわゆる歩いていて、目を引くほど目立つわけではない、いわゆる普通の存在ですけれども、それでも時々機会によっては、差別的な視線をとても強く感じます。
私が敏感なだけかもしれないけど、やっぱりそういう人たちを目にすると嫌な気持ちになります。

だから自分はそういうような態度、他人に対してしないでおこうといつも思います。

無意識に出る差別的な視線や言葉態度は、無意識でやってることだから、注意しても治らないし、そういう人たちと対峙にするのは、エネルギーの無駄遣いだと思うから、速やかに離れるようにしています。

その相手が日常生活の範囲内に行ってしまう場合は、まともな第三者を通して何とか対策を取ったりしていました。

危機迫る時ははっきりと言うことも必要だと思います。 だけど、日常的に嫌なことをしてくる人に1人ずつ体をしていたら、身がもたないので、言うべき時と言わないほうがいいときの瞬時のカテゴライズがわずらわしくて、時々頭が疲れます。

そのためには、できるだけ心が貧しくないような人がいる地域で生活してみるのがいいのかなぁなんて思ってます。また新しいアイディアが浮かんだら、それを実行していきたいと思います。

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