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わからないとつまらないを混合しない
どーも。蕾がぱんっぱんになってて嬉しいですね。
エブリシングエブリウェアオールアットワンスという映画を2回観た。
どうやらこの映画は評価が賛否両論分かれるらしい。
賛否両論分かれると話題の映画は大抵、否の意見が多い。
1回観てさっぱり意味が分からなくて、
2回観てもさっぱり意味が分からなかった。
ネットの評価を見ると想像通り、否ばかりだった。
つまらないと突っぱねて良いところを見ようとしない鑑賞者のことを僕は凄く嫌い。
表現者は自分の面白いと思うものを表現するべきだと思うし、
鑑賞者は自分の面白いと思うところを探すべきだと思う。
わからないという感情になるのはわかる。けど、わからないとつまらないと混合してしまうのは作者に失礼だしなにより勿体無いと思う。
とは言え、作品は観た人のものだしそこには誰にも干渉できないものだとも思う。
こうやってあえて「わからない」ものにして鑑賞者を混乱させて、賛否を促すのも作者の思う壷なのかもしれない。
分からないという感覚が嫌で、理解しやすい一定の答えがある方がすっきりする。
ただ、そもそも他人の感性で作った他人の作品なんだから、分からないという感情が生まれて当然なのではないかと。
わかりやすい教えやオチがついているものや共感できるものに溢れているから、作品から教養や教えを血眼で探してしまっているが、そんなもん探す必要はないんじゃないかと。
そんなことに最近気づきはじめ、肩の力を抜いて本や映画を観れるようになった気がする。
2度目だが、作品は観た人のものであって、そこには作者ですら入り込めないのだから、何を言いたいのかわからないと突っぱねるのではなくもっと気楽に「すご〜い」「かっこいい〜」とかでいいじゃない。
おわり。
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